ミシュランの一つ星シェフが料理を監修!福岡の列車旅で、筑後佐賀エリアの食材を使った特別コースを味わう

5月に入り、再び少しずつ日本国内で観光や旅行の需要が増えつつある。打撃を受けていた観光業界も、各々、観光客を呼び込むための工夫や施策を行なっている。

西日本鉄道と佐賀県は2022年、夏・秋・冬シーズンにそれぞれ3日間、福岡県内を走る列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」にて、佐賀筑後エリアの食材を使った、有名シェフ監修による特別コース「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO × SAGA」を運行する。

現在夏メニューの予約を受付中だ。

食材を通して列車で佐賀県をPR

地方創生の推進と県民サービスの充実・向上のため、2016年10月に「包括的連携協定」を結んでいる西日本鉄道と佐賀県。

西日本鉄道が運行する「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」は、地域の魅力ある人・資源・体験を発掘し、列車を通じて情報発信することで、沿線地域の魅力向上・活性化に取り組んでいる。

今回、西日本鉄道と佐賀県は筑後佐賀エリア一帯の観光振興と地域活性化のため、同列車で有名シェフが手掛ける特別コース「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO × SAGA」を提供することを決めた。

ミシュランの一つ星シェフが料理を監修

同コースは、夏・秋・冬にそれぞれ3日間運行し、筑後佐賀エリアの旬の食材や料理を提供する。夏の「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO × SAGA」は、7月8日(金)〜10日(日)の日程で開催。西鉄福岡(天神)駅を出発し、約2時間をかけて同県内の柳川駅に向かう。

夏メニューの料理は、ミシュラン福岡の一つ星店「La Maison de la Nature Goh」の料理長、福山剛シェフが監修。「イチジク、フォアグラ」「真鯛、メロン」「博多和牛、玉ねぎ」「竹崎カニ、レモン」などの食材を組み合わせ、福山剛シェフのフランス料理の経験を活かしながら豪華なメニューに仕上げる。デザートの「九州チーズケーキ」まで、コース全て味わい尽くしたい。

左上から時計回りに「イチジク、フォアグラ」「真鯛、メロン」「九州チーズケーキ」「竹崎カニ、レモン」「博多和牛、玉ねぎ」

また、器には伝統工芸品である小石原焼や有田焼を使用。食材からも、器からも筑後佐賀の魅力を存分に楽しめる特別コースだ。また、お土産として人気陶芸家、鹿児島睦氏のオリジナル有田焼豆皿もプレゼントする。

西日本鉄道では特別コースの運行にあわせて、終着駅の柳川駅下車後、佐賀県までの移動と観光・宿泊をセットにした旅行プランも別途販売している。この夏は、筑後佐賀エリアを一度の訪問で二倍楽しめるマイクロツーリズムを楽しんでみては。

THE RAIL KITCHEN CHIKUGO × SAGA
夏メニュー日程:7月8日(金)〜10日(日)(予約受付中)
秋メニュー日程:9月30日(金)〜10月2日(日)
冬メニュー日程:12月16日(金)〜18日(日)
7月8日(金):西鉄福岡(天神)駅 11時51分発~柳川駅13時52分着
7月9日(土)、10日(日):西鉄福岡(天神)駅 11時51分発~柳川駅13時43分着
※秋、冬の運行時間は未定
料金:11,990円(税込)
定員:30席/日
「THEp RAIL KITCHEN CHIKUGO」予約ページ:https://www.railkitchen.jp/

(IKKI)