モータースポーツファンの心を熱くする大型イベントが、今年も行われる。
JAFは、11月19日(土)~20日(日)の2日間、東京お台場特設会場青海地区NOP街区にて、「モータースポーツジャパン2022」を開催することを発表した。
モータースポーツ好きな人はもちろん、これから始めようと考えている人も楽しめるイベントとして注目だ。
日本のモータースポーツ文化を肌で感じるイベント
日本のモータースポーツ文化を、見て・聞いて・触れて・体感する「モータースポーツジャパン」は、展示側と来場者が一体となったモータースポーツイベントを目指し、2006年より開催されている。
一昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止となったが、昨年は、JAFが初めて主催者となり、三重県鈴鹿サーキットにおいて、JAF鈴鹿グランプリと同時開催された。
国際自動車連盟の四輪モータースポーツ統括団体として、スーパーフォーミュラなど日本で行われる様々なモータースポーツイベントの公認を行うJAF。モータースポーツの安全な普及に力を入れている同連盟を主催者として迎える2回目のイベントだけに、今まで以上に、充実した展示内容に期待したい。
今年の展示内容は未発表、昨年の内容を振り返る
現在「モータースポーツジャパン2022」の詳細な展示内容は未定だ。そこで、昨年鈴鹿で行われた「モータースポーツジャパン2021 in JAF鈴鹿グランプリ」の内容を簡単に紹介しよう。
トップフォーミュラの歴史を振り返る
1973年にスタートしたF2000から現代スーパーフォーミュラまで、日本のトップフォーミュラカーを一堂に集めて展示。JAF職員がその進化の過程を徹底解説した。
世界に挑戦するWRCマシンの温故知新
2021年のラリージャパンに参戦予定されていたヤリスWRCレプリカを中心に、世界のラリーシーンにチャレンジした新旧の名車が展示された。
モータースポーツの疑似体験・eスポーツ体験
次世代モータースポーツの一翼を担う一ジャンルとして確立した「eスポーツ」。レースゲームとして知られる、グランツーリスモSPORTを使った新しいモータースポーツが展示された。eスポーツGT SPORT部門シリーズチャンピオンのゴーストカーでのeスポーツの体験ブースも。
JAFの活動を知らせるJAFブース
レーシングシミュレーターによるJAFブースCUPのほか、本物の免許証さながらのJAF子供安全免許証の発行など、モータースポーツ振興・交通安全促進に関わる取り組みを告知。
多彩な競技があるモータースポーツは、世界中に多くのファンを持つメジャースポーツだ。そして日々進化を続けているモータースポーツの世界。当イベントで、その魅力に触れてみてはいかがだろう。
モータースポーツジャパン2022
開催日時:2022年11月19日(土)~20日(日)
会場:東京お台場特設会場青海地区NOP街区
所在地:東京都江東区青海1丁目1
JAFモータースポーツサイト:https://motorsports.jaf.or.jp/
(高野晃彰)