和モダンと昭和をどちらも体感。景色と一体化したような気分が味わえる「インフィニティバス」と昭和銭湯、2つの大浴場を紹介する。
乃の風リゾートのインフィニティバスと昭和銭湯
北海道の洞爺湖温泉にある「ザレイクビューTOYA乃の風リゾート」は、和モダンな全室レイクビュー客室を兼ね備えたリゾートホテルだ。
「ザレイクビューTOYA乃の風リゾート」に泊まる醍醐味の一つは、2種類の「温泉」大浴場。絶景を眺めながら洞爺湖と一体になれるような「インフィニティバス」と、まるで昭和の時代にあるような銭湯の雰囲気を満喫できる大浴場がある。
趣の異なる2つの大浴場
「展望大浴場EZOFUJI」室内の大浴場から階段を上ると、屋上にあるのが「天空露天風呂TENQOO」。
大浴場からも露天風呂からも洞爺湖を一望、晴れた日には中島の奥に羊蹄山を望むこともできる。特に「天空露天風呂TENQOO」はまるで洞爺湖と一体になれたような感覚で湯浴みを堪能できるインフィニティバスだ。
そして、もう一つの大浴場の雰囲気はガラッと変わる、ザ・銭湯「昭和乃湯」。こちらの大浴場は耐震工事のため一時的に利用を停止していたが、2021年大晦日より営業を再開した。
入口からリゾートホテルの雰囲気とはまた違う昭和の香りが漂っている。スリッパを入れるロッカーには木製の番号札。待合スペースには畳の椅子に、白黒テレビがあり、「エモさ」を感じざるにはいられない。
中に入ると、洞爺湖を眺められないかと思いきや、壁一面には洞爺湖を描いている。昔ながらのケロリンや、壁に付いているシャワーヘッドを見ると、まるで昭和へタイムスリップした気分になる。
昭和を知る人には懐かしく、知らない世代にとっては新鮮だと人気を集めている。
寒い季節だからこそ、温泉のありがたさをより深く感じられるというもの。真冬の洞爺湖レイクサイドで、2つの大浴場を満喫してみたい。
ザレイクビューTOYA乃の風リゾート:https://nonokaze-resort.com/
(冨田格)