アメリカ、フロリダ州にあるMarbel社がアプリ操作で30km/h走行が可能な革新的スケートボード「The Marbel Board」を発表した。
電動スケートボードとは気付かないようなフォルム、最大限に軽量化されたボディ、この「The Marbel Board」は機能性を追求した次世代のスケートボードと言えるだろう。
まず電動でホイールを駆動するためにはモーターとバッテリーが必要不可欠で、スケートボードだけではなく電動の乗り物すべてが電動部品の配置に苦労する事が多いが、この「Marbel Board」はトリックのような部品の配置が施されている。
ボードを一見するとモーターやバッテリーはどこに配置されているか見当もつかないが、すべてボード内部に組み込まれている。
気になる走行性能は、瞬間出力2000W、約3馬力のブラシレスモーターを搭載し、最高速度は約32km/hにまで達する。
速度の調整は専用のリモコンやスマートフォンアプリの「Dashboard」を使い、ブレーキングも可能で、ブレーキの指示が出た際には、回生エネルギーをバッテリーに蓄え、走行距離を少しでも伸ばす仕組みになっている。
専用アプリでは、速度を時速10km前後に制限する「Starter Mode」、バッテリー消費を軽減させながら長距離を走行するための「ECO Mode」など走行パターンに合わせたモードが用意される。他にもバッテリー残量表示、どこまで走行が可能かがわかるマッピング機能なども搭載されている。
この「The Marbel Board」は現在出資者を募集しており、1199ドルからこの商品を入手する事が可能。今回の出資者の募集は6月20日で一旦締め切られることとなっている。
(Lion-Maniacs)