ブレゲの220年間を記念する至極の高級時計が誕生。そのエレガントで控えめなデザインは、多くのファンの心を魅了してやまない。
フランス発祥の高級腕時計ブランド「ブレゲ」は、京都の音羽山 清水寺で10月28日に行われた誕生220周年記念イベントにて、新作トゥールビヨンピース「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット アニバーサリー5365」を発表した。
■創業者に敬意を表した最高級の時計
1801年、当時のフランスで施行されていた共和暦の「第9年メシドール7日」に、創業者であるアブラアン-ルイ・ブレゲは、自身の発明「テンプとひげゼンマイに見出しうるあらゆる不均衡を補正する時計」に対してパリで特許を取得。
天文学に関連する用語として、当時一般的に用いられていた「トゥールビヨン」と命名している。
そしてちょうど220年後の今年、ブレゲは創業者アブラアン-ルイ・ブレゲの発明に敬意を表し発表したのが、新作である「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット アニバーサリー 5365」だ。
Ref. 5365BR/15/9WU
18Kローズゴールドケース、自動巻、ケース径41㎜、3気圧防水
世界35本限定
■35本限定、ケースバックには刻印も
ケースバックには、各時計の個別番号とともに、香箱に”Anniversaire 1801-2021″、トゥールビヨンの下部ブリッジには “Brevet No 157 Du 7 Messidor An IX” の文字がそれぞれ刻まれている。
またムーブメントの右側には、トゥールビヨン・レギュレーターの特許登録の際に用いた水彩による機構図の原画を、彫金で忠実に再現した。
同モデルは、アブラアン-ルイ・ブレゲが存命中に製作したトゥールビヨンの個数に合わせて、35本のみの限定生産となる。時計愛好家にとってはたまらない逸品であることは間違いない。
(IKKI)