クリスマスマーケット発祥の地、ドイツ‐ドレスデンのクリスマスマーケットをモチーフに2015年、日比谷公園で初開催した東京クリスマスマーケット。
今年で7回目を迎える同イベントが、昨年に引き続き日比谷公園で12月10日(金)~25(土)までの16日間、開催する。
飲食16店舗、雑貨11店舗が並ぶ予定で、楽団によるライブ演奏などもあり、ヨーロッパさながらのクリスマススタイルを満喫できる内容となっている。
■クリスマスマーケットとは?
中世から続く伝統的なお祭り「クリスマスマーケット」は、ドイツを中心にヨーロッパ各地にあり、どこの街でも、中心部の広場では特徴的なクリスマスのデコレーションに、イルミネーション、そして伝統的なお菓子やグリューワイン(ホットワイン)、雑貨などが屋台で売られ、11月末から12月25日までのクリスマス・シーズン(アドヴェント/ 待降節)には欠かせない風物詩となっている。
日比谷公園の会場の中心にあるシンボル的存在が世界最大級のクリスマスピラミッド。6つの段には違うモチーフの木工の人形が配置されており、回転しながらファンタジックなストーリーを展開。ライトアップされたその美しさは、まさに最高の「映え」スポットとなる。
■会場内いたる所にある「映え」ポイントも見逃せない
ヒュッテ(木の小屋)と呼ばれる各店舗。ブースの屋根には雪だるまやサンタ&トナカイなど、クリスマスモチーフの装飾が。
ライトアップされた夜には、幻想的に煌めく。
クリッペは、キリストの生誕シーンを再現した、粘土で作られた大型ジオラマ。ヨーロッパの境界にある中世壁画を見ているような雰囲気が味わえる。
■ホットドリンク&伝統スイーツをも味わえる!
8~9世紀頃にドイツで生まれたグリューワインも提供。ワインにはちみつ、ハーブ、ベリーなどを加えて煮て飲んだのが始まりのホットドリンクだ。
飲みやすく体が温まる冬の定番ドリンクとなっている。
この他、定番のドイツソーセージやドイツ直送樽生ビールも。
クリスマスマーケットの本場ドイツを見習って、ソーセージやアイスバインをつまみにドイツビールで乾杯というのも楽しみ方の1つだ。
東京クリスマスマーケットのステージでは、今年もエンターテイメントバンドやゴスペルグループなどが素敵な歌やパフォーマンスを披露。
本場ドイツでクリスマスを過ごしている気分が味わえそうだ。
(Yuko Ogawa)