多様な文化が息づく島々・長崎県五島市×ソラシドエア、包括連携協定を締結

日本には、まだまだ知らない魅力的な場所がある。

大瀬崎灯台

■ソラシドエア×長崎県五島市

宮崎県宮崎市に本社がある「ソラシドエア」は、8月6日(金)、長崎県五島市と地域社会発展に寄与することを目的とした包括的連携協定を締結した。

長崎県五島市は、ソラシドエアの地域振興・機体活用プロジェクト 『空恋~空で街と恋をする~』の27番目のパートナーとして、2019年12月から約1年半の間 “五島へGO!号”を運航した。

ソラシドエアと五島市は、空恋プロジェクトを通し、五島市の魅力を搭乗客をはじめ、全国へPRすると共に交流を深めてきた。

共同取組みとしては、「五島市のシンボル『五島椿』をデザインした機体を運航し、世界遺産の教会群や独自のキリシタン文化、遣唐使などの歴史、郷土芸能など五島市の魅力をアピール」したり、期間限定で「五島市の情報誌を機内に搭載」「機内エンターテインメントサービス「ソラタイム」に五島列島のPR動画を搭載」などを実施してきた。

“五島へGO!号” が約1年半のフライトを終えたことを契機に、包括的連携協定を締結する運びとなった。ソラシドエアと長崎県五島市は、今後も一層連携を強め、観光や地域産業、地域文化の振興、地域貢献を目的として、様々な取り組みを行っていく。

■長崎県五島市の魅力と特長

五島市は、九州の最西端、大小152の島々からなる五島列島の南西部に位置し、11の有人島と52の無人島で構成されている。

ほぼ全域が西海国立公園に指定されており、大瀬崎の断崖や嵯峨島の火山海蝕崖など、ダイナミックで美しい自然景観を楽しめる。また、日本有数の「椿の島」としても有名だ。

2018年6月に登録された世界遺産『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産である『久賀島の集落(旧五輪教会堂)』『奈留島の江上集落(江上天主堂)』をはじめとするキリシタン信仰文化や島特有の伝統芸能など、多様な文化も息づいている。

江上天主堂

透きとおる青い海と白砂のコントラストの美しさは島の自慢で、四季を通して釣りやマリンスポーツが楽しめる。また、潮風の恵みを受けて育った『五島牛』や、五島近海で獲れた新鮮で豊富な魚介類など、美味しい食材が多く、訪れる人たちの人気を集めている。

五島牛ステーキ

九州に何回も旅行に行ったことのある人でも、五島市まで足をのばしたことのある人は多くないだろう。海外旅行にもなかなか行けないコロナ禍の今こそ、日本国内の知らなかった魅力を再確認する時期なのかもしれない。

ソラシドエア:https://www.solaseedair.jp/
五島市:https://www.city.goto.nagasaki.jp/

(冨田格)