人々の身近に潜む害虫や害獣。
害虫や害獣と呼ばれるいきものたちの「美しさ」や「存在意義」を問う公募・害蟲展season2の最優秀・優秀・入選作品が決定した。
■生命の循環や存在意義について考えるきっかけに
害虫防除会社・シェルグループの8thCALは、昨年夏、好評のうちに幕を下ろした『害蟲展』の第2回(season2)を、2021年9月から10月に足立区生物園(東京)と箕面公園昆虫館(大阪)で開催する。
身近な生活環境に潜む害虫と呼ばれ悪モノ扱いされる蟲も、生態系から見ると存在する理由がある。そんな蟲たちの命を「不快」「不利益」という人の都合で奪うことは、果たして善いことなのだろうか。
生物・命の美しさ、有益な側面に焦点を当てて制作された作品を通して、生命の循環や存在意義について考えるきっかけになることを目指した公募展だ。
■東京の足立区生物園と大阪の箕面公園昆虫館の二会場で開催
2回目となる今回も多くの応募があり、twitterやSNSでも反響が大きかった。
1次審査・2次審査を経て、最優秀賞1作品、優秀賞1作品、入選18作品、SNS賞1作品が選出され、展示会では合計21作品を展示。
また、会場も東京の足立区生物園と大阪の箕面公園昆虫館での二会場巡回となり、スケールアップ!今回は「生態系」「いのち」「共生」などと関わりの深い会場での展示になる。
果たして害虫や害獣は本当にワルモノなのか?展示を通じて再考してみよう。
害蟲展 season2~ワルモノにされたイキモノたち~
審査員:丸山 宗利(昆虫学者)/舘野 鴻(生物画家)/満田 晴穂(自在置物作家)/中峰 空(箕面公園昆虫館 館長)/服部 雄二(Double Tall Art & Espresso Bar オーナー)/岡部 美楠子(8thCAL 代表)
害蟲展HP:https://sites.google.com/8thcal.design/exhibition/
【東京会場】足立区生物園(東京都足立区保木間2-17-1)
会期:2021年9月7日(火)~20日(月・祝) ※月曜日休館・祝日開館
入場料金:大人(高校生以上)300 円
【大阪会場】箕面公園昆虫館(大阪府箕面市箕面公園1-18)
会期:2021年9月29日(水)~10月11日(月) ※火曜日休館
入場料金:大人(高校生以上)280 円
(MOCA.O)