スモールラグジュアリーな隠れ家 「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」 来冬誕生

少し気が早いけれど、冬の京都への誘い。

京都の洛東・岡崎エリア。丸太町通に面しており、周辺には平安神宮のほか南禅寺や京都市動物園があるなど、観光至便な土地。また、岡崎エリアは、美術館等が集まる文化・芸術のまちとして知られ、多彩なアートをはじめ、京都の伝統工芸や能楽などの伝統芸能にふれることができる。

ホテルオークラと三菱地所は、京都市左京区岡崎天王町で三菱地所が開発中のホテルに関する運営管理契約を締結。2022年1月に「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」として開業する予定だ。

■京都に2つめのホテルオークラ

ホテルオークラが2001年より業務提携している「京都ホテルオークラ」は、2022年の「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」の開業を機に、「ホテルオークラ京都」に名称を変更する予定。2022年1月より、京都において2つの「ホテルオークラ京都」を展開することになる。

京都ホテルオークラ

■スモールラグジュアリーなホテル

「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」の標準客室面積は約40㎡。山荘をテーマに設えたバルコニー付きのスイートルーム(約80㎡)8室を含む60室を擁するスモールラグジュアリーなホテルになる予定だ。

親鸞聖人草庵跡と伝わる寺院「真宗大谷派岡崎別院(東本願寺岡崎別院)」の隣地に位置しており、スイートルームなどの客室からは、境内の豊かな自然や日本庭園の四季折々の景色が満喫できる。

館内には、京都の老舗「細尾」の西陣織をはじめ、京都の伝統工芸を担う若手後継者6人によるプロジェクトユニット「GO ON(ゴオン)」が手掛ける意匠が取り入れられ、京の美・手仕事を随所に感じられる。

「GO ON(ゴオン)」は、2012年に立ち上がった京都の伝統工芸を担う若手後継者6人による日本の伝統工芸の新たな価値を発信するプロジェクトユニット。

細尾 真孝氏(細尾/西陣織)、八木 隆裕氏(開化堂/茶筒)、小菅 達之氏(公長齋小菅/竹工芸)、辻 徹氏(金網つじ/京金網)、中川 周士氏(中川木工芸/木工芸)、松林 豊斎氏(朝日焼十六世/朝日焼)の6名が集結し、未来を探り、可能性を思考しながら工芸の世界に留まらない活動を続けている。

ホテル1階には一面に広がる庭園から季節を感じることができるレストランを、他にもラウンジやフィットネスも備える予定だという。

静謐なひとときを感じられる隠れ家のようなホテルで、京都の美に癒される滞在を堪能できそうだ。

コロナ禍が落ち着いていることを期待しつつ、来冬の京都への旅を今から計画してみては。

ホテルオークラ京都 岡崎別邸

所在地:京都市左京区岡崎天王町26番6 (地番)
階数:地上4階
客室数:60室

ホテルオークラ:http://www.okura.com/jp/
「GO ON」:https://www.go-on-project.com/

(冨田格)

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