国内旅行も気軽に行けない今の時期、京都の味を手軽に楽しめる詰め合わせを紹介しよう。
■このご時世だから実現した老舗専門店の味詰合せ
享和3年(1803年)京都・四条醒ヶ井(さめがい)にて創業した和菓子の老舗「亀屋良長」は、京の老舗の味が詰め合わせで届く、「おうちで京都気分。第2弾」を発売した。
第1弾の発売は、昨年5月の緊急事態宣言下。
企画担当のスタッフが、東京から遊びに来る予定だった姉がコロナ禍で来られなくなった経験から、
「京都旅行に行きたいと思っている方たちに、ご自宅で京都気分を味わっていただきたい。」
そんな思いで「おうちで京都気分。」を企画し、発売した。
調味料から和菓子まで、さまざまな味をつくる老舗専門店の協力を得て実現した詰合せ。このご時世だからこそ実現した夢のようなセット内容だ。
そして再び緊急事態宣言が発出された今年、第2弾を発売することになった。
その内容は、調味料から和菓子まで充実の8アイテムで、朝ごはん・昼ごはん・おやつ時間を彩る老舗の味の詰め合わせだ。
■おうちで京都気分。で作る朝・昼・おやつ
朝ごはん
「亀屋良長」の人気No.1商品の「スライスようかん」。食パンにのせてトーストすると、あつあつの小倉バタートーストになる、新感覚のようかんだ。
1717年創業「一保堂茶舗」の「三茶袋むぎ茶」は、独特の香ばしさと後味に残る穏やかな甘みが特長。冷やしてもホットでも美味しい。
昼ごはん
1804年創業の「千丸屋」の湯葉をつかって手軽に「湯葉の炊き込みごはん」。レシピ付き。
原了郭(1703年創業)の看板商品「黒七味」を湯葉の炊き込みごはんにかけると、鼻に抜ける豊かな香りと風味、そしてぴりっとした辛さが、湯葉の滋味深い味わいをいっそう引き立てる。
創業190余年、本田味噌本店の「一わんみそ汁」は、自慢の味噌をフリーズドライにし、麩焼きに包んだ一品。
おやつ時間
創業1465年「本家尾張屋」の軽い食感でそばの風味が香る「蕎麦ぼうる 小丸」と、亀屋良長の代表銘菓「烏羽玉(うばたま)」で京都らしい、風雅なおやつ時間を。烏羽玉は、波照間島産の黒糖で炊いた、なめらかなこしあん製だ。
自宅用のお取り寄せはもちろんだが、母の日のプレゼントに贈ったら喜ばれること確実だ。
詳細:https://kameya-yoshinaga.com/?pid=159288809
(冨田格)