東京から1時間半の港町、のんびり真鶴「仮暮しワーケーション」の魅力

コロナ禍によって大きく進んだ働き方改革。テレワークによって在宅時間が長くなると、新たなストレスを感じるものだ。

ストレス解消のために、ワーケーションを実践してみるのはいかがだろう。

■海岸まで徒歩30秒の古民家をリノベーション

「LOCAL&COMMUNITY lab」通称ロコラボは、古民家をリノベーションしたクラブハウス第一号となる「Rockin’ Village」を神奈川県真鶴町にオープンした。

東京から1時間半で行くことのできる真鶴町は、昭和の街並みが残る港町。懐かしさを感じる街並みや、海からの風を感じることで、ちょっと力の入った心もリラックスできそうだ。

「Rockin’ Village」は海岸まで徒歩30秒という立地。仕事の息抜きに海岸を散歩したり、ベンチに座ってコーヒーを飲んで寛ぐ、という贅沢な時間の過ごし方も可能だ。

テレワークのために家に引きこもりっきりになってしまい、体調を崩す人が増えていると聞く。

「休みたい、でもなかなか休めない」「ONとOFFの切り替えがうまくできない」「息抜きの仕方を忘れてしまった」など、テレワークならではの悩みも生まれてきている。

そんな悩める人達にこそ、環境を変えて仕事もできて息抜きもできるワーケーションは最適だ。

■観光庁の「あたらしいツーリズム」とは

「Rockin’ Village」の事業は、観光庁「あたらしいツーリズム」の一環で実施している。

「あたらしいツーリズム」とは、コロナ禍によって生まれた新しい生活様式を踏まえて、国内外の観光客が安心して観光を楽しむことができるよう、新たな安全・安心な旅のスタイルを普及・定着させることを目的としている。

地方公共団体や観光地域づくり法人(DMO)など地域の関係者が一丸となって、自然、歴史・文化、食などの観光資源を、感染拡大予防ガイドラインの遵守や新しい生活様式の実践を徹底しながら、より安心で、誘客力の高いものに磨き上げる取組に対して、観光庁は支援を実施している。

これらの支援を通じて、「旅行需要の回復」や「地域経済の活性化」などを進めていくそうだ。

「Rockin’ Village」では、ビーチコーミングで集めた流木を使ってオリジナルのプランツスタンドを作ったり、漁船に乗ってのクルージングやDIYなどのアクティビティも体験できる。

テレワークのストレスを解消し、気持ちをリフレッシュして仕事に向かっていくために、ワーケーションの実践を考えてみるのもよさそうだ。

のんびり真鶴「仮暮しワーケーション」:https://www.locolab.org/workation

(冨田格)