コロナ禍によって、大きく変わったことのひとつは「テレワークの推進」だ。オフィスに出社しないで仕事をするスタイルが浸透し始めていることで、withコロナはもちろん、アフターコロナの時代の働き方も大きく改革していきそうだ。
テレワークができる環境ならば、自宅に縛られる必要もない。そこで「ワーケーション」への注目も高まっている。
■Work+Vacation=ワーケーション
仕事(Work)と休暇(Vacation)を両立させる働き方、それが「ワーケーション」だ。自宅を離れ、リゾートや観光地に滞在。昼間はテレワークで働き、オフの時間は休暇を楽しむ。
全国各地の自治体が積極的に推奨し始めたことで「ワーケーション」という言葉の知名度も上がってきている。そして今回、プリンスホテルが、国立公園内のホテルをはじめとする全国のホテルで「ご当地ワーケーション」を提案した。
それぞれのホテルの立地や施設を生かした、その土地ならではの魅力を存分に感じられる滞在スタイル。代表的なものをピックアップしてご紹介しよう。
■国立公園内のホテルで過ごすワーケーションプラン
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖
「リゾートワーケーションプラン」
Work:7泊以上滞在の場合、コンシェルジュサポートや会議室の手配、郵便収受等のビジネスサポートをプラス。
Vacation:敷地内の自家源泉「蛸川温泉」をはじめ、平日はゴルフ9ホールを無料でプレー。箱根駒ヶ岳ロープウェーも無料。なお、有料オプションの“箱根芦ノ湖セグウェイ自然体験ツアー”もあり。
期 間:2021年3月31日(水)まで
料 金: 3~ 6泊 1室2名利用 1室 ¥30,000 ※さらに長期滞在の場合、割引きあり
他にも1泊から利用できるものとしては、屈斜路プリンスホテルでは屈斜路湖畔に設置のテントでグランピングを体験できる「湖畔のリゾートワーケーションプラン」(1室2名利用 1名 ¥12,300~)、万座プリンスホテルでは名湯と名高い万座温泉の湯めぐりが楽しめる「湯めぐり手形」ついた「湯ったりワーケーションプラン」(1室2名利用 1名 ¥10,500~)を設定している。
■短期から長期滞在まで選べる多彩なワーケーションプラン
鎌倉プリンスホテル
「Kamakura SeasideWorkation~大切な人と過ごしながら働く~」
Work:ワーキングルーム1室+プライベートルーム1室の合計2室の客室利用可能。館内にワーキングスペースも設置。
Vacation:滞在期間中の朝食・昼食・喫茶・夕食、ゴルフ練習の全てがセット。
期 間:2021年3月31日(水)まで
料 金:4泊 ¥500,000~(1室最大3名まで利用可能)
ザ・プリンス パークタワー東京
「Family City Workation ~33 hours Stay~」
Work:宿泊のパークスイート(76㎡)とは別に、バルコニー付きのデラックスツイン(38㎡)を、テレワーク用の仕事部屋として利用できる。
Vacation:東京タワー入場券つき。ホテル内のプリンス芝公園でピクニックを楽しめるレジャーシートをプレゼント。
期 間:2020年12月29日(火)まで
料 金:1室4名利用 1名 ¥29,530〜
他にも長期滞在なら、びわ湖大津プリンスホテル「リゾートワーケーション」やグランドプリンスホテル広島「海と寛ぐ。瀬戸内・リゾートワーケーションプラン<スイートステイ>」がお勧めだ。
また短期の利用なら、釧路プリンスホテル 「涼しい街「くしろ」で避暑体験!連泊ご宿泊プラン」、ザ・プリンス ヴィラ軽井沢「リゾートワーケーションプラン」をチェックしてほしい。
長期休暇がとりづらい日本人にとって、「ワーケーション」は働き方や休み方を大きく変える絶好のチャンスといえそうだ。
プリンスホテルズ&リゾーツ:https://www.princehotels.co.jp/
(冨田格)