新型コロナウイルスの影響で、今夏は誰にとってもいつもと違う夏になった。遠出を控えるのはもちろんのこと、自宅で過ごしている人も多いだろう。そんな夏だからこそ、日々の暮らしの中で楽しいことを少しでも見出していきたいものだ。
■大人のためのラジコン飛行機「MetaFLY(メタフライ)」
バイオミメティクス(生物模倣技術)で再現された美しい羽根の動きの「MetaFLY(メタフライ)」は、まさに鳥と同じ羽ばたきを見せ、着地も通常のドローンにはない優美な動きだ。まるで本物の鳥を操るような感覚を味わえる。
■MetaFlyの特徴
優れた滑空能力は、長く軽量な翼によるものだ。カーボン・ファイバー+液晶ポリマー(LCP)+丈夫なOPP(二軸延伸ポリプロピレン)で作られており、耐久性と軽さの両立を実現した。だからこそ、美しい軌道を描くターンは、MetaFlyの操作の醍醐味である。しかも、尾翼角度を調整することで飛行速度とターンの大きさを切り替えることもできる。
■クリエイター、Edwin Van Ruymbeke(エドウィン・ヴァン・リンベケ)が受け継ぐ開発力
MetaFlyは、実に50年以上もの年月を経て研究、開発を行った結果で誕生した製品だ。その始まりは、クリエイターである彼の祖父と父親が初代、鳥型飛行機を製作した1960年代までさかのぼる。
祖父と父親を見て育ったエドウィンは、幼いころから航空技師になる夢を持っており、その勉強に人生をささげてきた。中でも最も夢中になったのは、命の輝きを感じさせる「バイオミメティクス航空技術」に関する研究だったという。
そして2014年、MetaFlyの前身となるBionic Birdのクラウドファンディングキャンペーンを成功させ、わずか3週間後に支援者に届ける快挙を果たす。
■上手くなったら、部屋の中でも優雅に滑走!
本物の鳥のような優雅な動きが魅力のMetaFlyだが、上手く飛ばすには羽の微妙な調整や、操縦の練習が必要。上達する過程も楽しめる。
エレガントな曲線を描く繊細な動きに反して、本体は頭部、脚部、翼部に弾性を持たせた衝撃に強い構造なので、安心して飛ばすことができる。
その他にも、12分の充電で8分間の飛行時間、最大飛行速度時速18キロで屋内でも、専門リモコンによる高精度ナビゲーションで無線通信距離100メートルの範囲であれば屋外でも飛行は可能である。
販売は、クラウドファンディングで実施している。屋外でも室内でも、童心に帰って優雅な飛行を楽しんでみてはいかがだろう。
GREEN FUNDING:https://greenfunding.jp/edgedmarket/projects/3898
(Y.FUKADA)