アメ横に上野恩賜公園、西郷さん。上野に行く機会のない人には、そんなイメージの街かもしれないが、少しずつ静かに、でも着実に上野の街は変貌している。
上野駅徒歩1分の場所に、7月1日、新たなホテルがオープンした。
■自宅のようなくつろぎを演出
「くつろぎを、デザインする。」という“ホテルリソル”ブランドの統一コンセプトのもと誕生した「ホテルリソル上野」。清潔感ある空間と自宅のようなくつろぎを演出するため「客室入口で靴を脱ぐスタイル」を導入している。
ホテルコンセプトは「創造するホテル」。上野に根ざした「アート」と「デザイン」を採り入れ、文化と人々が触れ合い新たな価値観を発見できるホテルを目指していくという。
上野エリアはビジネス利用のみならず、上野恩賜公園を中心に国立西洋美術館や恩賜上野動物園などの多くの文化施設がある山手地域と、「アメ横」を中心に商店街や飲食店が広がり情緒あふれる下町とが共存し、文化的融合の趣が感じられる場所で観光客も多い。アクセスは、JR上野駅から徒歩1分と便利で、人気を集めそうだ。
■上質な眠りにこだわった、くつろぎの客室
「靴を脱ぐ」という日本の生活様式を採り入れた客室は、モダレットルームとツインベッドルームの2タイプ。オリジナルの低反発ポケットコイル式マットレスを組み込んだ快眠ベッドを採用。オリジナルの羽毛布団を使ったデュベスタイルや快眠枕などと相まって、上質な眠りを堪能できそうだ。※全室禁煙
モダレットルーム(広さ 15 ㎡、ベッド幅 1,400mm×1台、106室)
ツインベッドルーム(広さ20㎡、ベッド幅1,100mm×2台、8室/ユニバーサルルーム 1室)
上野の象徴「パンダ」など、上野に根ざした「アート」と「デザイン」で特別な空間を演出したロビー。
■朝食は週替わりのベーグル
朝食【ベーグルサンドセット】(7:00~10:00、料金700円)
[タンパク質系サンドまたはベジタブルサンド]+[スイーツサンド]+[飲み物]
■ウェルカムアロマでお出迎え
よりくつろぎを提供したいという思いを込め、アロマの香りを館内で使用。13種のハーブをブレンドしたオリジナルパフュームによるリラックス効果が期待できそうだ。
公園の開放的な感覚と、雑多な商店街が同居する多面的な雰囲気が面白い街、上野。駅真ん前のホテルに滞在して、上野を堪能する休日も楽しそうだ。
ホテルリソル上野
住所:東京都台東区上野7丁目2-9
公式サイト:https://www.resol-ueno.com/
(冨田格)