”ヴィーガン”という言葉を耳にしたことがある人は少なくないだろう。では、”ベジタリアン”との違いはご存知だろうか?
肉を食べない「菜食主義」の”ベジタリアン”に対して、”ヴィーガン”は「完全菜食主義」。肉のみではなく、乳製品、卵、チーズ、バター、はちみつなど動物性食品を一切食べないことを指す。
“ヴィーガン”な生活を完璧に継続するのはかなり困難を伴うが、「時々ヴィーガン」をカジュアルに選択する人が、ヴィーガン食市場が拡大している米国では多いという。
その米国発の、簡単に “ヴィーガン”を実践できるミールセットが、食品宅配サービス「Oisix」で購入できるようになる。
■健康意識の高まりを受けて拡大するヴィーガン食市場
アメリカにおいては健康意識や地球環境への関心の高まりからヴィーガン食市場が拡大しており、2020年には2015年の倍に当たる250億ドルまで市場成長すると見られている。
アメリカ本土48州を対象に毎週ヴィーガン食のミールキット宅配を展開している「Purple Carrot」は2014年にサービスを開始。ヴィーガンミールキットを届けることで、多くのユーザーに健康的な食生活を提供している。
■利用者の約8割が、ふだんはヴィーガンではない「時々ヴィーガン」
現在アメリカ本国で「Purple Carrot」のヴィーガンミールキットを利用しているユーザーのうち、およそ8割は「時々ヴィーガン」の食生活を楽しんでいる(2019年現在)。
「昨日は肉を食べすぎてしまったから、今日はヴィーガンメニューを」
「ランチはイタリアンだったから、夜はヴィーガンメニューを」
そんなカジュアルな感覚で「時々」ヴィーガンを楽しむ、という新しい選択肢。これからは日本でも、「Purple Carrot」のミールキットを利用して、気軽に採り入れることができる。
■楽しく美味しく心と身体を整えられる、新しい食の体験
ヴィーガン食では、意外な素材を使って思いがけない料理ができたり、野菜を中心にハーブやスパイスを使って香りや食感もひと工夫ある彩り豊かなメニューが並ぶ。
楽しく美味しく心と身体を整えられる新しい食の体験として、多様な料理ジャンルの一つの選択肢として、気軽に親しみ楽しんで味わうきっかけとなるようなミールキットを「Purple Carrot」は提案するという。このミールキットを使うことで、体質などの理由で食材の制限がある様々な人たちとも、ひとつの食卓を囲めるといった嬉しさも生まれそうだ。
10/31(木)より食品宅配サービス「Oisix」で販売が始まる「Purple Carrot」ミールセットの一部をご紹介しよう。
豆腐そぼろのビビンバ (2人前/1,180円税抜)
肉を使わない、豆腐そぼろのビビンバ。小松菜やニラ、にんじんなど野菜もたっぷり。彩りでビーツを散りばめ、レモンをきゅっと絞っていただく。
濃厚トマトピッツァ (2人前/1,480円税抜)
トマト缶を煮詰めた手作りソースが濃厚なピッツァ。チーズを使わずに豆腐を使って仕上げている。たっぷりのリーフと共にいただく。
ココナッツカレー (2人前/1,580円税抜)
インド風のひよこ豆を使ったスパイスカレー。コクのあるココナッツミルクを加えてまろやかな味わいに仕上げられている。動物性食品なくとも満足感のあるカレープレートになっている。
「時々ヴィーガン」食を実践することは、「食」に関しての考察を深めるきっかけにもなりそうだ。何より、構えず気軽に始められるのは嬉しいところだ。ヴィーガン食を体験してみてはいかがだろうか。
Purple Carrot(パープルキャロット)
サービス内容:ヴィーガンの食材とレシピの献立セット
「Oisix」サイト:https://www.oisix.com/sc/purplecarrot_pr
Purple Carrot公式インスタグラム:https://www.instagram.com/purplecarrot_japan/
(冨田格)