列車に乗って宿泊し、また列車に乗って食事に行く。
そんな面白いオーベルジュが、九州のJR肥薩線に誕生した。
クラシックレールウェイホテルは、2019年8月2日（金）に、JR肥薩線矢岳（やたけ）駅近くにある旧駅長宿舎をリノベーションした古民家ホテル「星岳・月岳（ほしたけ・つきたけ） 」を開業。
■駅同士でオーベルジュ
昨年9月に大畑（おこば）駅前に開業したフレンチレストラン「LOOP（ループ）」と連携したオーベルジュ（宿泊施設を備えたレストラン）として、広域周遊観光実現を目指す。
今後、九州地域の鉄道沿線に同コンセプトのホテル・レストランを展開する予定だ。
■旅程
人吉駅でチェックイン後、列車に乗って矢岳駅へ。くつろいだ後、矢岳駅から列車に乗り、大畑駅のレストラン「LOOP」へ。食後はクラシックタクシーで宿に戻るという、駅と駅をつないだオーベルジュだ。
星岳（登録有形文化財）：定員4名
月岳：定員4名
静かで優しい時間を過ごしたい人に、ぜひ訪れて欲しい秘境ホテルだ。
【星岳・月岳】
場所：JR肥薩線「矢岳駅」旧国鉄駅長宿舎
最寄駅：JR肥薩線「 矢岳駅 」徒歩3分
（田原昌）