平成を日産車とともに振り返る アノ懐かしのCMも登場「#平成と日産」 

残りわずかな期間となった「平成」。日産自動車は、平成元年からこれまでの間に発売された日産車の軌跡を辿るWebムービー「#平成と日産」を、平成最後の“日産(ニッサン)の日”となる2019年2月3日に公開した。

 

■各年代のトレンドファッションや家具・家電なども再現

このWebムービーは「#平成と日産」をテーマに、平成の各年代をいろどってきた日産のクルマを当時のトレンドファッションやアイテムと一緒に振り返る動画。平成元年に発表された「スカイライン」(R32型)から始まる日産車の歴史だけでなく、世界初の運転支援技術「アラウンドビューモニター」や「ProPILOT」など、時代のニーズに先行して日産が開発した技術の変遷も見られる。

また、各年代のトレンドファッションを身にまとったモデルや、年代を追うごとに小型化・薄型化される家具・家電など、細かい部分にも平成の変遷が詰まったムービーだ。

■懐かしのクルマが続々登場。誰もが通った青春の思い出が蘇る!?

ムービーの舞台となるのは小さなガレージ。昭和63年に登場したCEFIROから、SKYLINE、FIGARO、RASHEEN、MARCH、X-TRAIL、CUBE、FAIRLADY Z、ELGRAND、LEAF、NOTE e-POWER、Nissan LEAF e+の計12台のクルマが次から次へと登場する。

【昭和63年(1988年):CEFIRO(セフィーロ)】

動画の冒頭でブラウン管テレビに映るのはCEFIROのCM。当時、歌手の井上陽水さんを起用し話題となった。ガレージ内には、ビデオテープやこの時代に流行していたスキー用品を置いた。

 

【平成元年(1989年):SKYLINE(スカイライン)】

プロデューサー巻きスタイルのモデルがカレンダーをめくると“平成”に。登場するのは、1957年に販売を開始したSKYLINEの8代目となるR32型。見た目にもスポーティなR32型は、運動性を重視した本格的スポーツセダンというコンセプトと向上した走りから「超感覚スカイライン」との呼び声を獲得した。

 

【平成3年(1991年):FIGARO(フィガロ)】

屋根の部分がトランクに収まるオープンカーFIGARO(フィガロ)。全国2万台限定での発売。当時はバブル景気の時代。ヘアスタイルでは、当時大人気だった俳優のセンター分けや、ソバージュが大流行した。

 

【平成6年(1994年):RASHEEN(ラシーン)】

アウトドア需要の高まりをきっかけに登場したクロスオーバーSUV、RASHEEN。方角を指し示す「羅針盤」からの造語で名付けられました。当時のRASHEENのホームページ「羅針盤」を再現した画面も見どころ。

 

【平成6年(1994年):MARCH(マーチ)】

販売開始から現在まで、可愛らしいスタイリングと豊富なカラー展開で男女を問わず愛され続けているMARCH(マーチ)。この年には、運転席へのSRSエアバッグが標準搭載となるなど、安全面でも日産は進化した。

 

【平成12年(2000年):X-TRAIL(エクストレイル)】

アウトドアでの使い勝手を重視し、身近なクロスオーバーSUVモデルとして2000年に登場したX-TRAIL(エクストレイル)。スノーボードを楽々と積みこめるほど、広々とした室内、ラゲッジスペースが特徴的なクルマだ。

 

【平成14年(2002年):CUBE(キューブ)・FAIRLADY Z(フェアレディZ)】

自由に使える「マジカルボックス」をコンセプトに開発された2代目CUBE(キューブ)と、2000年に生産が終了したFAIRLADY Z(フェアレディZ)が2年ぶりに生産開始。この年は世界的なサッカー大会が日本で初めて開催され、日本中が熱狂に包まれた。

 

【平成19年(2007年):ELGRAND(エルグランド)】

車両を上から俯瞰した映像をモニターで確認できる「アラウンドビューモニター」を世界で初めて搭載したELGRAND(エルグランド)が登場。この頃には、分厚かったパソコンやカメラの薄型化・小型化がかなり進んだ。

 

【平成22年(2010年):LEAF(リーフ)】

2010年に登場したのは、世界初量産型電気自動車LEAF(リーフ)。走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車として、高い環境性能を達成すると同時に、リチウムイオンバッテリーと電気モーターの搭載により、力強く滑らかな加速性能、あらゆる速度域で高級車のような静粛性能、優れた重量バランスによる高い操縦安定性を実現させ、今までにない運転感覚を可能とした。

 

【平成28年(2016年):NOTE e-POWER(ノートeパワー)】

搭載しているエンジンにより発電し、その電力を利用してモーターの力で走行する“自ら発電する電気自動車”、NOTE e-POWER(ノートeパワー)。これにより、さまざまなシーンや走行環境において、モータードライブならではの力強くレスポンスの良い加速と、優れた静粛性を実現した。

同年発売されたSERENA(セレナ)には、高速道路同一車線内走行時に、ステアリング(ハンドル)、アクセル、ブレーキをシステムが自動で制御し、運転操作を支援する技術「ProPILOT」が搭載された。翌年にはX-TRAIL(エクストレイル)、LEAF(リーフ)、にも「ProPILOT」が搭載された。

 

【平成31年(2019年):Nissan LEAF e+(リーフeプラス)】

平成の締めくくりとなる、平成31年に日産が発表したのは、Nissan LEAF e+(リーフeプラス)。「e+」の名称は、エネルギー密度が増したバッテリーとよりパワフルなパワートレインに由来。従来型より、約40%長い航続距離を向上させることを実現した。

 

■メイキング動画も同時公開。スムーズな映像の裏側は必見!

撮影スタジオには歴代の日産車と、平成を振り返るセットや小道具が準備された。次々に変わるシーンの準備に追われながらも、モデルやスタッフは懐かしの日産車や衣装などに感化され、想い出話に花が咲く様子が見られる。

 

撮影シーンに合わせたカメラワークや息を合わせた撮影の様子も、メイキング動画で楽しめる。

 

 

日産のクルマとトレンドアイテムの変貌、あなたはどの時代が心に響くだろう。

 

動画URL:https://youtu.be/eXcTRuJmU1E

メイキング動画URL:https://youtu.be/2GZEAheVtwg

 

(MOCA.O)