兵庫県西宮市の西宮浜(にしのみやはま)にある「新西宮ヨットハーバー」は西日本最大級のヨットハーバー。
総艇長400mのビジターバース、広々とした陸置ヤードやストックスペース、マリーナクレーンやメンテナンスハウスなど給油・メンテナンスができる施設が充実。
オーナーでなくても立ち入ることができる海辺に続くデッキ(ボードウォーク)が整備され、ヨットハーバーに静かに浮かぶヨットを眺めながらのんびり散歩できる。
センターハウス内にはマリーナが眺められるレストランやカフェがあり一般の利用も可能。
「マーメイドギャラリー」には太平洋を単独横断した堀江健一氏のマーメイド号を屋内係留展示している。
ヨットや海洋レジャーに興味のある方にはマリンショップでマリンウェアやデッキシューズ、雑貨などのショッピングも楽しめる。
ヨットハーバーの手前に「西宮市貝類館」がある。
建築家 安藤忠雄氏の設計によりヨットの帆をイメ-ジした外観、館内は海の中をイメージしたブルーで統一された貝類専門の博物館。
「見て 触れて 感じて」と、楽しめることをねらいとして2000種、5000点の貝を来館者向けに分かりやすく展示。
入館すると目に付くのがオオシャコガイ。パネルにはさまざまな貝が飾られている。
館内は写真撮影可能なので、二枚貝の中で最も大型となる「オオシャコガイ」と記念撮影も。
海の貝、淡水の貝、陸の貝のコレクションや、人とのかかわりのある食料としての貝や装飾、遊び道具としての貝などの展示を見るのも興味深い。
水槽に生きたオウムガイやクリオネがも展示され、泳いでいる姿を見ることもできる。
中庭には海洋冒険家 堀江謙一氏のマ-メイド4世号を展示している。
海やヨットのある景色、珍しい貝などに興味があれば楽しく過ごせる場所だ。
【西宮市貝類館】
所在地:兵庫県西宮市西宮浜4-13-4
公式サイト:http://shellmuseum.jp/shell_db/
(小椚萌香)