レクサスは、第84回ジュネーブモーターショーで「レクサスRC F」をベースにしたレーシングカーのコンセプトモデル「RC F GT3コンセプト」を公開した。

「RC F GT3コンセプト」は、2014年のデトロイトモーターショーで発表された「RC F」をベースに、国際自動車連盟（FIA）公認のGT3規格に合わせて開発されコンセプトモデル。最高出力540PS[397kW]以上を発揮するエンジンは、「RC F」に搭載されているV8エンジンを改良。軽量化された車両重量は1,250kgとなっている。
レクサスはブランドアイデンティティを実現するためにモータースポーツを重要視しており、今後はモータースポーツ分野での活動をより一層強化するとのこと。2014年は車両の開発を進め、FIAが定めるGT3のホモロゲーションの取得を目指す。そして2015年には、ニュルブルクリンク24時間耐久レースや日本のスーパーGT300クラス、スーパー耐久シリーズ等、GT3規格の車両でレースへ参戦する世界中のチームへ供給を開始する。