週末MTBライダーに朗報！　シマノ最上位グレードのシリーズ、マウンテンバイクコンポーネンツ「XTR」が、M9100シリーズにモデルチェンジ。今回のM9100シリーズは、クロスカントリー仕様（1X12スピード）、エンデューロ仕様（1X11スピード・1X12スピード）、マラソン仕様（2X12スピード）をそれぞれラインアップし、9月下旬に発売予定だ。

変速にかかる時間を約1/3にまで短縮し、変速時の衝撃も抑制する新型カセットスプロケット。チェーンのプレート及びフロントギアの形状を見直すことでチェーン保持力もUP。チェーンの流れがよりスムーズになった。

フリー回転時にかかる抵抗を極限まで抑えられるよう、ラチェット部分を切り離して回転する全く新しい機構に。この構造にすることで剛性が30%高まり、軽量化にも成功している。

シフトレバーとブレーキレバーの形状を、より操作しやすいよう徹底的に見直し。組み合わせて使用する事で、取付位置の自由度が増し、一体感のあるすっきりとしたハンドル周りを実現。シフトレバーへのアクセスもスムーズになった。

一般的なアジャスタブルシートポストに対応するシートポストレバーは、ケーブル式で7mmのケーブルストロークに。

フロントシングル用はGSタイプ（10-45T）とSGSタイプ(10-45/51T)、フロントダブル用にSGSタイプ (10-45T)を用意。ギアレンジがより広くなり、路面状況に合わせた最適なギア選択ができるようになった。

発売は少し先だが、MTBライダーは、ボーナスを残しておくことをおすすめしたい。

（Takako.S）

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