お囃子が流れるユニークなサウナも! 秋田の西馬音内盆踊りをテーマにした「盆宿U」が開業へ

日本三大盆踊りのひとつである秋田の西馬音内(にしもない)盆踊りをテーマにした泊まれる文化交流施設「盆宿U」が、4月19日(土)にグランドオープンを迎える。

築180年以上の旧家をリノベーションした同施設には、踊りとお囃子をテーマにした没入感のあるサウナや、銘酒「若返り」の仕込み水を使った水風呂などが用意されている。

幽×結×遊を魅力とする「泊まれる文化交流施設」

約3,600平米もの敷地を有する同施設は、西馬音内盆踊りを観覧できる母屋や三棟の内蔵、庭園などを改修し、その伝統を未来へつなぐ「泊まれる文化交流施設」に生まれ変わっている。

ちなみに施設名の「U」は、西馬音内盆踊りの魅力を表す「幽玄」の「幽(ゆう)」、人との関わりを意味する「結(ゆう)」、心のおもむくままに楽しむ「遊(ゆう)」を由来としている。

西馬音内盆踊りの世界観と熱気に包まれるサウナ

内蔵の二棟には「端縫い衣装(はぬいいしょう)」と「藍染め浴衣」をテーマにした2タイプのメゾネットルームと、秋田杉の板倉構法で組み上げた2タイプのドミトリールームを設置し、残る一棟は「bon-sauna U」へとリノベーション。

お囃子が流れるサウナ室では、編笠と藍染め浴衣をモチーフにしたオリジナルのサウナハットとサウナウェアをまといつつ、西馬音内盆踊りの世界観と熱気に包まれることができる。

そして、踊り手に振る舞われる銘酒「若返り」の仕込み水と同じ、地下水掛け流しの水風呂で現実世界へと戻り、外気浴で心地よい風を感じながら非日常的なととのいを迎えてみたい。

その他、かつて米蔵として使われていた外蔵は、レセプションやカフェ&バー、ブック&レコードライブラリなどを併設したパブリックラウンジに。既存建築を活かした母屋は、各種イベントや展示、ワークショップなどで利用できるという。

オープン日の4月19日(土)には、すべてのスペースを開放した内覧会やコミュニティダイニングスタイルで味わう試食会、県内外のこだわりの逸品が並ぶマルシェなどを開催予定。

西馬音内盆踊りをテーマにした同施設で、ひと足早い“お盆”を感じてみるのも悪くないだろう。

盆宿U
所在地:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町47
アクセス:関越自動車道「湯沢IC」より車で約15分
公式サイト:https://u.bon-yado.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000159323.html

(zlatan)