銀座で開催、世界的名画が集う美術オークション。千住博やルノアールの作品も出品

2月8日(土)、東京・銀座の「マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー」にて、日本を代表する美術品オークションハウス「毎日オークション」によるメインセールオークションが開催される。

千住博、オーギュスト・ルノアール、アンディ・ウォーホル、草間彌生など国内外の著名なアーティストの作品を含む約300点が出品される予定だ。

アート市場をけん引する「毎日オークション」

「毎日オークション」は1973年に創業、現在日本最大級の美術品オークションハウスとして知られている。1989年に美術品に特化した公開型オークション事業を開始し、年間30回以上のオークションを開催、年間出品数は約3万ロットに達する。

その市場シェアは36.05%*に及び、日本国内のアート流通において確固たる地位を築いている。

世界的な名画が集う、注目の出品作品

今回のオークションには、美術史に名を刻む名作が多数出品される。日本画の巨匠・千住博による「ウォーターフォール」は、滝をモチーフにした代表的な作品であり、その幻想的な表現が高く評価されている。

また、印象派を代表するオーギュスト・ルノアールの「バラ」は、繊細な筆致で花の柔らかさを描き出した優美な作品だ。ほかにも、藤田嗣治やアンディ・ウォーホル、草間彌生、喜多川歌麿といった国内外の著名アーティストの作品が多数出品される。

オークション会場「マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー」

本オークションの会場となる「マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー」は、東京・銀座に位置するカンファレンス施設であり、日本の文化・芸術の発信地としても注目を集めている。

22Fにある「MYNAVI ARTSQUARE(マイナビアートスクエア)では、アートを通じたキャリア形成プログラムや現代アートの展示を展開している。銀座駅や東銀座駅からのアクセスも良好であり、オークション参加者にとって利便性の高いロケーションだ。

アート市場の未来を担う一大イベント

世界的な名画や話題のアート作品が集う、今回の「毎日オークション」。日本のアート市場において重要な位置を占めるこのイベントは、コレクターや美術愛好家にとって見逃せない機会となるだろう。

なお、オークションに先立ち、2月6日(木)から2月8日(土)の午前まで下見会が実施される。事前の手続きなしで誰でも自由に展示作品を鑑賞できる貴重な機会となる。実際に足を運び、作品の魅力を間近で堪能しながら、特別な一点を手に入れてみてはいかがだろうか。

メインセールオークション
日程:2月8日(土)12:00(11:30受付開始)
下見会:2月6(木)~7日(金)10:00~18:00、2月8日(土)10:00~12:00
会場:マイナビPLACE | 歌舞伎座タワー
所在地:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー23F
参加方法:事前入札(書面・WEB)、当日来場参加、当日電話・オンライン入札を予定

毎日オークション 公式サイト:https://www.my-auction.co.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000103365.html

(山之内渉)

* 2024年3月『月刊美術』調べ