昨年好評を博したクラフトビール「COEDO香琳-Kourin-」の新たに醸造された第2弾が、1月30日(木)より販売開始を迎えた。
同ビールは、長野県飯綱町産りんごのメイポール・信州大学が長年研究してきた特許技術・ビールブルワリー「COEDO」が連携し誕生した、環境に優しいSDGs視点のフルーツエールだ。
食品ロス削減・地域資源の活用に貢献するビール
クラフトビール「COEDO香琳-Kourin-」は、農業系ブルワリー「COEDO」が信州大学の特許技術を活用し、飯綱町産のりんご・メイポールを使用して製造。
メイポールは主に受粉樹として栽培されており、実が小さく可食部が少ないことから、飯綱町ではシードルの原材料などとして活用しているという。その果皮には、ポリフェノールの一種である赤色天然色素アントシアニンが豊富に含まれており、これを活用した糖蜜液が同商品の大きな特徴だ。
これまで廃棄されていた受粉樹のりんごを有効活用することで食品ロス削減・地域資源活用に貢献する、環境に優しいSDGs商品として注目されている同商品。りんご果皮由来のポリフェノールを豊富に含む点も特徴で、付加価値のあるクラフトビールとして評価されている。
大学・ブルワリー・自治体のタッグにより誕生
信州大学・COEDO・長野県飯綱町の3者による、産学官連携により誕生した「COEDO香琳-Kourin-」。
信州大学は、社会や地域への貢献につなげたいという思いから、長年りんごの研究に取り組んできたという。同商品では、果物の皮の廃棄問題や廃棄コストの課題に注目し、酵素処理技術を活用することで、廃棄される皮から抽出できる天然色素を有効利用している。
そして、クラフトビールの知見や商品開発力を有するCOEDOが実践してきた、農産物を活用したフルーツビール造りに、“日本一のりんごの町”を目指して広報・販促活動を行う長野県飯綱町が共鳴し、「COEDO香琳-Kourin-」を世に送り出した。
りんごの皮にポリフェノールが豊富に含まれることは広く知られている一方で、加工の段階でその多くが廃棄されていることについてはあまり知られていない。その廃棄量は膨大で、その廃棄コストが加工業者の経営を圧迫するケースも少なくないという。
100gあたりりんご本体5個分の豊富なポリフェノールを含むりんごの皮は、天然由来の甘みだけでなく、疲労回復やアンチエイジングへの効果も持っている。
同商品は、飯綱町内の直売所「いいづなマルシェむーちゃん」「横手直売所 四季菜」「農産物直売所 さんちゃん」の他、長野県内の酒販店、COEDO BREWERY 公式オンラインストアで販売する。
美味しくて、環境に優しく、健康によいと、3拍子揃ったクラフトビール「COEDO香琳-Kourin-」を楽しんでみてはいかがだろう。
COEDO BREWERY 公式オンラインストア:https://coedobrewery.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000076519.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000076519.html
(高野晃彰)