神戸の劇場型アクアリウム「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」は、2月21日(金)から、魚譜画家・長嶋祐成氏とのコラボ企画展「THE FISH 魚に導かれて」を開催する。
長嶋氏による魚の原画を展示するとともに、トークライブや『THE FISH 魚と出会う図鑑』の購入者を対象としたサイン会も行う。
水族館でアートを楽しもう。
水辺に生息する生きものを描いた原画作品の展示
今回の企画展は、同施設の「átoa LAB」に長嶋氏の書籍を配架したことがきっかけ。
同施設内の展示室「MARINE NOTE~生命のゆらぎ~」の世界観にぴったりであることから、原画作品を展示したいと企画担当者が切望し、実現した。
さまざまな水辺に生息する生きものを緻密に表現した同氏の原画30点に加えて、60号2枚組の大判作品2点もあり、見ごたえのある展示となっている。
同氏の書籍『THE FISH 魚と出会う図鑑』の構成を紐解きながら、魚を愛して水辺を旅する展示を楽しもう。
長嶋祐成氏によるトークライブとサイン会
2月22日(土)には、関連イベントとして、長嶋祐成氏によるトークライブイベントを開催。
同氏が今回の企画展に込めた想いや、魚を描く際のこだわりポイントなどをたっぷり話す。普段は聞けない貴重なエピソードが直接聞ける機会となっている。
また同日、今回の企画展の構成にもなっている『THE FISH 魚と出会う図鑑』を購入した人を対象に、作者の長嶋氏がその場で入れるサイン会も開催する。
『THE FISH 魚と出会う図鑑』の価格は2,420円、2月22日(土)のみ会場内で臨時販売する。思い出に残る一冊を持ち帰ろう。
魚に導かれたアーティスト・長嶋祐成氏
長嶋祐成氏は、大阪生まれの魚譜画家。幼い頃から生き物に親しみつつ絵を描く。
京都大学総合人間学部で現代思想を専攻、卒業後は服飾専門学校でクリエイティブを学ぶ。2016年には石垣島へ移住し、画家を本業として活動。
著書に『きりみ』『THE FISH 魚と出会う図鑑』(ともに河出書房新社)があり、展覧会「魚へのまなざし−長嶋祐成と大野麥風−」(尼崎市総合文化センター、2023年)、「川」(京都蔦屋書店、2024年)などに関わってきた。
いきいきと描かれる魚たちの作品を、水族館の魚たちとともに鑑賞してみては。
企画展 THE FISH 魚に導かれて
開催期間:2月21日(金)~4月13日(日)
展示会場:AQUARIUM×ART átoa 2階MARINE NOTE
所在地:兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
営業時間:10:00〜19:00
定休日:年中無休
観覧料:無料 ※別途入館料必要
入館料:2,600円
公式サイト:https://atoa-kobe.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000258.000084116.html
(田原昌)
※特定日および貸切等により営業時間・料金が変動する可能性あり
※来場日の1か月前からチケットの予約・購入が可能
※表示価格は全て税込