京都にある関西セミナーハウス(以下ハウス)内の別館エリアが、宿泊施設「雲母山荘(きららさんそう)」としてリブランディングされた。近代的な建物である本館を抜けた先にある日本庭園が広がるエリアに能舞台が悠然と佇んでいる。
1日1組だけが過ごせる歴史的建造物を身近に感じられる空間で時を忘れ、贅沢な時間を楽しんでみよう。
1日1組限定の特別な宿泊施設「雲母山荘」
日本クリスチャン・アカデミー(以下アカデミー)が本部を置く、同ハウスには、豊臣秀吉の没後300年を記念して建造された能舞台と日本庭園、茶室「清心庵」がある。
これまで同アカデミーは、企業や組合などの団体研修施設として、また、同ハウスが主催する講演会などを通じて、京都市民に親しまれてきた。歴史的建造物の維持には高額な費用がかかるが、こうした収益事業を元手に、能舞台の修繕や広大な敷地の維持管理費を行ってきた。
昨今、外国人観光客が増加する中、歴史的建造物のある空間で、日本の文化を堪能できる場として、また、伝統的な日本の暮らしを体験できる宿泊施設「雲母山荘」として、1日1組限定で「別館エリア」の宿泊予約の受付をAirbnbにて開始した。
日本庭園を眺める広々とした客室
“豊臣秀吉”に所縁のある能舞台と日本庭園を堪能しながら泊まれる唯一無二の同宿泊施設。最大8名まで利用できる施設は市内では珍しく、宿泊時に利用可能な範囲は広大だ。
ツインベッドのある寝室が2部屋あり、広々としたリビングダイニングに、布団を4組敷くことができる。
どの部屋も日本庭園に面しており、開放的で清々しい時間を過ごせる設えだ。
キッチンも用意されており、食材を買い込み宿泊客が自由に食事をとることもできる。ランドリーもあるので、騒がしい街中から離れ、静かな環境で長期滞在したいという人にもおすすめだ。
日本伝統を味わえる様々な建築物
300坪を超える敷地内には、能舞台と日本庭園のほか、茅葺門やお茶室、大きな灯篭など趣のある建築物が点在する。
今後は、要望に応じて、“清心庵”での茶道体験や、能舞台での演舞の鑑賞など、日本文化を知り・学び・体験できる機会を提供できるように計画しているそうだ。
宿泊の利用料金は、歴史的建造物の修繕費として大切に使用されるという。
せわしない日常を離れ、いにしえの時に思いを馳せる時間を作ってみては。
関西セミナーハウス 修学院きらら山荘
所在地:京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町23
公式サイト:https://www.kansai-seminarhouse.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000130810.html
(MOCA.O)