岩手県一関市にある「世嬉の一酒造」が、世界一の日本酒スパークリングを造るプロジェクトを始動。日本酒特化型クラファンプラットフォーム「SAKEクラファン」にて10月13日(日)までタンクオーナーを募集している。
プロジェクトに賛同した人は、同酒造とともに酒質設計に関わるなど、一から日本酒スパークリングを共同醸造できる。
「世嬉の一酒造」が新たなプロジェクトを始動
「世嬉の一酒造」は、イギリスの「WBR(World Beer Award)」で4年連続世界一を受賞した経歴を持つ酒蔵だ。
今回のプロジェクトでは同酒造がビール醸造の知見と醸造技術を駆使し、世界一美味しい日本酒スパークリングをファンと共に開発するためにスタートした。タンクオーナーにとっては自らが酒質設計から関わったお酒が市場で販売されるという、今までにない仮想酒蔵経営体験ができる機会だ。
タンクオーナーとして日本酒スパークリングを共同醸造
プロジェクトにて応援購入した人は「チームせきのいち」として「せきのいち3.0」のタンクオーナーとなり、完成した際には日本酒スパークリングが最も早く手に入る。
オーナーは酒質設計会議に参加し、一から酒質を設計し、リアル酒蔵留学(酒造り体験)やせきのいちの会に優先的に参加できる。さらに、最も貢献したタンクオーナー3名を、世嬉の一の年間アンバサダーに任命する。
オーナー会議では使用する米や酵母、麹をはじめ、精米歩合、生 or 火入れ、ラベルデザイン、販売価格についてまでをオーナー同士でディスカッションし、投票などで決定する。
そして、各オーナーは出資比率に応じて持酒株(もちざけかぶ)を所有するかたちとなり、最終的に「販売数量」「持酒株比率(最大25%)」に応じて売上が分配される。
世嬉の一酒造独自の日本酒スパークリング製法
「せきのいち3.0」の醸造はビール醸造技術をベースに、自社で独自改良した密閉仕込みタンクと、特殊な瓶つめ機を使用する。酸素に触れず、タンク内二次発酵とオリ引きができるため、常温保管が可能な二次発酵式の日本酒スパークリングが完成する。通常の瓶内二次発酵の生酒とは異なり、同酒造ならではの日本酒スパークリングが醸造できる。
SAKEクラファンでのタンクオーナー募集は10月13日(日)まで。その後、10月、11月にオーナー会議を実施し、12月にせきのいち3.0の醸造を開始予定。醸造後はリアル酒蔵留学を実施し、1月にリターン品発送開始予定となっている。
プロジェクトの詳しい流れなど、詳細は下記サイトにて確認してほしい。
世界一のビール醸造技術を駆使した、新しい日本酒スパークリングづくりに参加してみては。
せきのいち3.0プロジェクト
プロジェクト詳細ページ:https://sake-kurafan.com/products/sekinoichi3
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000072880.html
(hachi)