「日本のひなた宮崎県」と言われるほど温暖な気候が特徴的な宮崎県は、南北に広がる豊かな大地と海に面した恵まれた環境を持つ。
そんな宮崎県は、宮崎牛をはじめとする数々の名品を生み出す、まさに食材の宝庫だ。
うまいものが揃う、宮崎県の「2024最新版 秋冬の味」を見てみよう。
豊かな土壌と海に恵まれた、絶品秋冬グルメ8選
宮崎県の海岸線は南北に長く、その沖には黒潮が流れている。陸地からは大小の河川が海に栄養豊富な水を運んでおり、多種多様な魚介類を育む好漁場だ。
また、雨が多く温暖な気候も、栄養豊富な食材を生み出す。
秋冬に味わいたい、宮崎県の海の恵み
秋が旬のブランド認証品「ひむか本サバ」は、無投薬で、魚の健康状態や脂のりを考慮して養殖しているサバだ。
また、宮崎県のプライドフィッシュとして登録されている「伊勢えび」は、刺身や丸焼き、味噌汁などのシンプルな料理で楽しむのがおすすめ。
オオニベは、宮崎県沿岸で晩秋から春にかけて獲れる魚。秋以降が特に旬で、刺身、煮物、鍋物に最適で、一尾丸ごと楽しめる魚だ。
そして、栄養を蓄える冬の「寒ブリ」は、最高に美味だ。県北の延岡市北浦町では、日向市の特産へべす粉末を配合した餌で「へべすブリ」を養殖している。
ビタミンが豊富で甘い、完熟きんかん
完熟きんかん 「たまたま」は、きんかんとは思えないほど甘く、丸かじりすると華やかな香りが広がる。
また、きんかんで全国初のビタミンC・ビタミンEの栄養機能食品にも認定された。
日本一になった“餃子王国宮崎”の餃子
餃子の購入頻度が、2020年から4年連続で宇都宮や浜松をおさえて日本一になった宮崎市。店舗で食べるだけでなく、持ち帰って家で焼いて食べるという文化も根付いている。
餡も皮も店ごとに多種多様だが、素材は宮崎の高品質な肉や野菜を使用しているため、どれも絶品だ。
「焼酎王国宮崎」では珍しい日本酒の蔵元
宮崎県は本格焼酎が有名だが、実は清酒をつくる酒蔵も少ないながらも存在している。
延岡市の「千徳酒造」は、明治36年創業。「熊本国税局酒類鑑評会」で16年連続優等賞受賞、「令和3年 全米日本酒歓評会」で金賞を受賞した。
「千徳 大吟醸」をはじめ、宮崎県特産の香酸柑橘「へべす」を使用したリキュールなどはお土産におすすめだ。
ボトルのまま保管熟成する「ひでじビール 栗黒」
クラフトビールの「ひでじビール」では、「栗黒(KURI KURO Dark Chestnut Ale)」がおすすめ。コーヒーのように香ばしいフレーバー、栗の上品な香りと重厚なコクが特徴だ。
同商品は5か月以上熟成させると、舌触りが良くなるとともに熟成香が増し、更に重厚でまろやかな味わいへと変化していく。
宮崎の秋冬の味覚が楽しめる期間限定フェア
物産館の「新宿みやざき館KONNE」では、10月11日(金)〜10月15日(火)の期間「宮崎県産乾しいたけフェア」や、11月1日(金)〜11月4日(月)に「チーズ饅頭まつり」を開催する。
ほかにも、10月15日(火)〜11月14日(木)の期間、「楽天市場」内では「宮崎県WEB物産展」を開催。
5年に一度の「全国和牛能力共進会」において、史上初の4大会連続「内閣総理大臣賞」を受賞した絶品宮崎牛や、お歳暮や年末年始のギフトにおすすめのグルメなど、多数の魅力的な商品を取り揃えている。
これからの季節、旬を迎える宮崎県の名産品を味わいたい。
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(田原昌)