クロスメディア・パブリッシング社が、8月30日(金)に新刊『人・場・組織を回す力』を刊行した。
この本は、これからの時代に必要とされる「メンバーから発言を引き出し、場を活性化させるコミュニケーションスキル」、すなわち「回す力」について詳しく解説している。リーダーとしての成長を目指すすべての人に向けた実践的なガイド本だ。
今後のリーダーには「回す力」が不可欠になる
世の中にはさまざまなコミュニケーションスキルやマネジメント論がある。
しかしながら、今の世はまさに混迷の時代。今までのセオリーが通用しなくなったり、若年世代との価値観の違いに悩んだりすることも珍しくない。
そんな状況の中でリーダーシップを発揮して成果を上げるためには、今までの自分の常識や知っている情報だけをベースにするのはNG。オープンな姿勢で人や新しい情報を受け止めたり、周囲とのやりとりの中で新しい知恵を生み出したりする必要がある。それは言わば、コミュニティの潤滑油となってパワーを引き出し、発揮するためのスキル—『人・場・組織を回す力』が紹介している「回す力」だ。
「人」「場」「組織」を回す力の重要性を知ろう
「人に好かれる」ことを考えたとき、多くの人は「ぐいぐい前に出て目立ちたい」とは考えないはず。むしろ無理せず、自然体な自分でいたいと思うはずだ。
『人・場・組織を回す力』の著者である楠本和矢氏もその一人。彼はコンサルティング企業grament社の創業者であり、『TRIGGER 人を動かす行動経済学26の切り口』(イースト・プレス)、『企業の生産性を高めるパワーファシリテーション』(すばる舎)などさまざまな書籍を手がけたビジネス界の第一人者だ。
自然体でいたいとは言っても、「引き換えに他人から全く認められなくても良いか」と聞かれれば多くの人はきっと「NO」と答えるだろう。これからの時代、必要になるのでは前に出るアピールではなく、一歩下がったところからのコミュニケーションだ。そこで重要になるのは、先でも触れている「人」と「場」、そして「組織」を回すための力となる。
それぞれについて細かく説明すると、「人を回す力」とは、日常的なやりとりで少しずつ好意を集める力、「場を回す力」とは、メンバーとのやりとりを通じて場を和ませる力、そして「組織を回す力」とは、コミュニティを裏から支えて盛り上げる力のことを指す。
本書『人・場・組織を回す力』では、これらのスキルを段階的に身に付ける方法を紹介。最初からすべてを完璧に行う必要はないので、まずは簡単なコツから学び始めればOK。段階的に学べる構成になっているのが嬉しい。
気になった人は一度書籍に目を通し、仕事や人間関係、日常生活において無理なくリーダーシップを発揮するための一助としては。
人・場・組織を回す力
著者:楠本和矢
定価:1,738円(税込)
体裁:四六判 / 192ページ
書籍ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4295410047
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000652.000080658.html
(IKKI)