ケンコー・トキナー社は、韓国SAMYANG(サムヤン)社製のレンズおよびレンズアクセサリーを7月19日(金)に発売する。
今回発売となるのは、「AF 35-150mm F2-2.8 L」「V-AF 20mm T1.9」「V-AF 1.7x Anamorphic MF Adapter」の3種だ。カメラ好きは見逃せない。
SAMYANG AF 35-150mm F2-2.8 L
SAMYANG社が初めてリリースする、Lマウント用大口径ズームレンズが「SAMYANG AF 35-150mm F2-2.8 L」だ。同レンズは、35mm~150mmまでの約4倍ズームレンズとして、汎用性が高く、シームレスな撮影を実現する。
描写性能は、ズーム全域において単焦点レンズに匹敵する優れた解像力を発揮。明度はF2-F2.8と非常に明るく、美しいボケ味を活かした撮影を実現する。
また、リニアステッピングモーターを搭載した高速・高精度なAFは、被写体に正確かつ素早く追従し、動画撮影においても静かでスムーズに動作する。
隠された赤いリングが特徴のHidden red ringデザインを鏡筒前面に採用。より堅牢で使い勝手の良いデザインに生まれ変わった。
さらに、持ち運び時のズームロック機構、フォーカスリングで絞り設定ができるカスタムスイッチ、フォーカスホールドボタンなど、撮影時に便利な機能も装備している。
SAMYANG V-AF 20mm T1.9
あらゆる動画制作者のために作られた小型・軽量のシネオートフォーカスレンズシリーズにおける6本目のレンズが「SAMYANG V-AF 20mm T1.9」だ。同レンズは、V-AFシリーズの中で一番焦点距離が短い広角レンズとなる。
SAMYANG V-AF 1.7x Anamorphic MF Adapter
そして、SAMYANG V-AFで、シネマスコープサイズでの撮影を可能にするフロントコンバージョンレンズが「SAMYANG V-AF 1.7x Anamorphic MF Adapter」だ。T1.9の各種V-AFレンズと組み合わせることで、市場で最も明るいアナモフィック・ソリューションを提供する。
引き延ばし倍率は1.7倍で、比率3:1とシネマスコープサイズに十分なアスペクト比を実現。ポストプロダクションにおいて余裕のあるワイドフレームを実現する。
また、通常の写真撮影においても、2.55:1と広大なパノラマ効果を可能にする。もちろんアナモルフィックレンズ特有のボケとフレアを有しており、アナモフィックアダプターのユニークな楕円形のボケはシーンに奥行きを与える。
さらにアナモルフィックMFアダプターには、ソフトフォーカスモードという、あえて映像を微妙にボケさせることでクリーミーな効果を作り出すユニークな機能も搭載されている。
本格的なカメラマニアにファンが多いSAMYANG社のレンズ群。今回登場した3種のアイテムを活用して、ユニークな撮影にチャレンジしてみては。
SAMYANG AF 35-150mm F2-2.8 L 詳細ページ:https://www.kenko-tokina.co.jp/camera-lens/samyang/af35_150mm_f2_28_fe.html
SAMYANG V-AF 20mm T1.9 詳細ページ:https://www.kenko-tokina.co.jp/camera-lens/samyang/v-af/20mm_t19.html
SAMYANG V-AF 1.7x Anamorphic MF Adapter 詳細ページ:https://www.kenko-tokina.co.jp/camera-lens/samyang/v-af/anamorphic_adapter.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001372.000008859.html
(高野晃彰)