静岡県沼津市にある宿泊施設「沼津倶楽部」が、ミシュランガイドのホテルセレクション「ミシュランキー」において、1ミシュランキーに選ばれた。
ミシュランガイドのレストランセレクションでは優れた店を“星”で表すが、ホテルセレクションにおいては“ミシュランキー”という形で評価を行う。旅先の宿泊場所を探す際の一つの基準となりそうだ。
上質なひと時を堪能できる全8室「沼津倶楽部」
「沼津倶楽部」は、約110年の歴史を持つ登録有形文化財のレストラン「茶亭」と、渡辺明氏によって増築された「別邸」からなる宿泊施設。客室はわずか8室、その全てから松林と富士の伏流水が湧き出る水盤の眺めを楽しめる。
「茶房」の料理は齋藤宏文氏が監修。駿河湾や伊豆近海の魚介類、そして地元の旬食材を、モダンチャイニーズスタイルで堪能できる。
1ミシュランキーの栄誉に輝く
今回、沼津倶楽部は1ミシュランキーに選出された。
ミシュランガイドでは1ミシュランキーの判断基準について、「独自の個性と魅力を持った目的地。型にはまらず、他にはない体験を提供している。サービスは常に一歩先を行き、同じ価格帯の宿泊施設より、はるかに多くのことを提案している」宿であることを挙げている。今回の選出からも、沼津倶楽部がこの基準を確かに満たした宿であることがうかがえるだろう。
ホテル支配人の今井博美氏は、今回の選出を喜ぶとともに「静かな環境のなかで潮騒と松籟(しょうらい)に耳を傾け、日常の忙しさから解き放たれるひと時、空間を提供することを大切に考え、全スタッフがプロフェッショナルなホテリエとなりうるよう、これからも鋭意努力して参る所存です」と意気込みを語った。
1ミシュランキー選出を記念した特別プランを用意
沼津倶楽部では1ミシュランキーに選ばれたことを記念して、来年1月末までの期間限定の特別宿泊プランを企画した。同プランでは、部屋にフルボトルのシャンパンを用意。夕食も登録有形文化財に指定された「茶亭」で楽しめる。
さらに、12月31日(火)までは「茶亭」予約者のための特別なコースプランも企画。期間中は通常のコース内容に加え、乾杯用のドリンクとスペシャルスイーツをプレゼントする。
沼津へ足を運ぶ予定がある人はプランの利用を検討してみてほしい。
沼津倶楽部
所在地:静岡県沼津市千本郷林1907-8
公式サイト:https://numazu-club.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000074146.html
(IKKI)