燻製ビールである“ラオホ”の元祖といわれるドイツ、バイエルン州バンベルクの「ヘラー醸造所」から、「Schenkerla Weichsel(シュレンケルラ・ヴァイクセル)」が新登場。9月25日(月)より販売を開始する。
同商品は、根強いファンが多い、「シュレンケルラ・ラオホ」シリーズの新商品。チェリーの木で燻製した麦芽を使用し、ほんのりベリー香る燻製ビールだ。
ラオホビール発祥の地にある老舗醸造所
「ヘラー醸造所」は、ラオホビール発祥の地、ドイツ・バイエルン州のバンベルクという街で1678年から醸造をしている。
1000年以上の時を経ても、バンベルクに残る貴重な歴史的建造物や、石畳の路地に家々が連なる美しい街並みは「バイエルンの真珠」と称され、世界中の人々を魅了している。そんな美しいバンベルクの旧市街は、第二次世界大戦の戦禍を免れ奇跡的に中世の景観が維持されているという理由から、街全体が世界遺産に登録された。
魅力ある「ラオホ」
ラオホとはドイツ語で「煙」の意味で、名前の通り、同醸造所のビールは麦芽を燻して作られている。
燻製時に使用する薪は、地元フランケンの森から切り出したブナの木を3年間寝かせて乾燥させたものを使うというこだわりぶり。直火で24時間以上掛けてじっくりと麦芽を燻し、煙の香りが移った麦芽は、独特の風味と香りをもたらす。
初めて飲むと独特な香りとクセの強さに驚くかもしれないが、一度ハマるとやみつきになる魅力を持つ。同醸造所の造るビールは本国ドイツのみならず、世界中の人達を魅了している。
同醸造所の現醸造長は6代目。伝統的手法は現在にも受け継がれ、今もモルト造りから醸造にいたる全ての工程に手間ひまを惜しまず、丁寧に造り続けている。
チェリーの木を使って燻製したビール
「シュレンケルラ・ヴァイクセル」は、上質なチェリーの木で麦芽を乾燥させている。チェリーの木で燻製することで、一般的なブナの木で燻したラオホのスパイシーなモルトとは対照的に、ベリーを思わせるフルーティーで甘いスモークの香りが立つ。
外観は澄んだ赤銅色で、フランケン地方の歴史的な醸造スタイルである「Rotbier(赤いラガー)」を称している。
飲み心地の良いフルボディのビールで、燻製ビール好きな人はもちろん、燻製ビールを初めて飲む人にもオススメの1本だ。
ベリーのようなフルーティーな燻製が香るビールというのは、一体どのような味なのか。本場のラオホビールを試してみたい。
シュレンケルラ・ヴァイクセル
アルコール度数:4.6%
容量:500ml(瓶)
価格:790円(税抜)
通販サイト「BEER PEAK」:https://www.showa-direct.net/shopbrand/ct92/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000105079.html
(田原昌)