ものづくりの最先端を行く、“ものづくり3.2”という概念とは?
クリエイティブ思考のものづくりプラットフォーム「勝山工ふ房(カツヤマコフボウ)」が本格始動。第1弾プロダクトとなる「こふパン」と「こふスカーフ」を製作し、公式オンラインショップならびに福井県立恐竜博物館の隣接ショップ「ふらぷとる」にて販売中だ。
新時代の“メイド・イン・勝山”を広く発信
福井県勝山市は、古くから繊維産業を中心としたものづくりが栄えてきた地域。昨今では、大手のアパレルブランドに使用される革新的な生地やグローバルブランドのコレクションの縫製に採用されるなど、その優れた技術は世界中で高く評価されている。
一方、主な生産物がBtoB寄りのため、その価値がカスタマーに認知される機会が少ないという課題も抱えていた。
同プラットフォームでは、そうした課題を解決すべく、勝山が持つ高い技術力をベースに、「クリエイティブ思考」を掛け合わせたブランドづくりを推進。一過性で終わらない持続可能なものづくりや、新時代の“メイド・イン・勝山”を広く発信していく。
“ものづくり3.2”が実現する「クオリティの先」
彼らが掲げる“ものづくり3.2”とは、価値共創型のものづくりである「ものづくり3.0」に、「クリエイティブ思考(0.1)」と「プラットフォームを用意する(0.1)」を付加した概念で、「クオリティの先へ」という意思が込められている。
第1弾プロダクトに共通するテーマは、「ものづくりの福井勝山を、想像する、創造する」だ。
こふパン
和の雰囲気とモダンなシルエットを融合したワークパンツ「こふパン」は、恐竜王国とも言われる勝山の特色を採り入れ、恐竜のようにさまざまな形に進化するデザインを特徴とする。
膝のさりげないタックは、足の伸縮をスムーズにし、裾の高さも調整可能。さらりとした生地の質感と相まって、快適な履き心地と動きやすさを実現している。
また、恐竜の歯型をモチーフとしたサコッシュ「こふポケット」を後付けできる、拡張性の高さもポイントだ。
こふスカーフ
福井の伝統工芸である絹織物「羽二重」ならではの滑らかな風合いや美しい光沢を活かしつつ、次世代を担う高校生とのワークショップを通して製作された、恐竜モチーフのアートスカーフ。
恐竜の模様は、勝山高校の探究特進科でAIとアートを研究テーマにしている生徒が、生成AIの発想・インスピレーションを取り入れながら独自にデザインしたものだという。
世界中で愛されている勝山の技術力や魅力は、「勝山工ふ房」のプロダクトを手にすれば、瞬く間に理解できることだろう。
勝山工ふ房
公式オンラインショップ:https://katsuyama-craft.net/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000086939.html
(zlatan)
※価格はすべて税込