モーターサイクルブランド「ロイヤルエンフィールド」が、インドとヨーロッパで待望のオーセンティック・クルーザー・モデル「Super Meteor 650」を発売した。
同モデルは「Super Meteor 650(スーパー・メテオ・ロクゴーマル)」と「Super Meteor 650 Tourer(スーパー・メテオ・ロクゴーマル ツアラー)」の2つのグレードと、合計7つのカラーから構成されている。本記事では、気になる新作モデルの特徴と魅力について紹介したい。
クルーザー・モデルをハイレベルに昇華させた「Super Meteor 650」
「Super Meteor 650」は、ロイヤルエンフィールドが誇るクルーザー・モデルの伝統を受け継いだ一台。ベルギーの石畳をはじめ、インド、英国、スペインの高速道路、裏道、ワインディングロード、市街地などで、100万キロを超える厳しいテストをクリアした、ライディングが楽しくなるモデルだ。
世界的に評価される「648cc並列二気筒エンジン」を搭載
同モデルには2018年の誕生以来、数多くの賞を受賞した「INT 650(アイエヌティ・ロクゴーマル)」や「Continental GT 650(コンチネンタル・ジーティー・ロクゴーマル)」に搭載し、世界的に高い評価を得ている648cc並列二気筒エンジンを採用している。
フレキシブルでスムーズな特性を持つエンジンは十分なトルクを発生し、そのクールでレトロなスタイルには、ブランドのDNAをはっきりと見て取れる。
山道や高速道路でも安定した走りを実現
さらに同モデルは、ライダーにとって安心できる車体サイズと高い実用性を特徴としている。重心は低く、着座面は広い。グラマラスな燃料タンクと、先端を細くしたシート形状によって構築された流麗なボディラインは、まさに本格的なクルーザー・モデルのディテールそのままだ。
さらに、ステップ位置がエンジン前方にあるフォワード・コントロールと、ワイドなハンドルバーを備えているため、ライダーとマシンとの一体感も抜群。
整然と配置したスイッチ類とインストルメントパネル、リラックスできるライディング・ポジションを組み合わせることで、高速道路での安定した走りと、切り返しが続くワイディングロードの俊敏さを両立させた。
宝石のような輝きを放つゴージャスなルックス
そのカラーリングにも注目したい。「Super Meteor 650」は、ロイヤルエンフィールドの歴史からインスピレーションを得た専用のタンクエンブレムに、クローム仕上げを施し、さらに2色のアクセントをくわえ、ゴージャスで宝石のような輝きを放つ一台に仕上がっている。
スタンダードグレードの「Super Meteor 650」には、アストラル・ブラック、アストラル・ブルー、アストラル・グリーン、インターステラ・グレー、インターステラ・グリーンといった5色を用意。
プレミアムグレードとなる「Super Meteor 650 Tourer」は、ツーリング・フロントスクリーン、デラックス・ツーリングシート、パッセンジャー・バックレストを装備。さらにセレスティアル・レッド、セレスティアル・ブルーというツートーン仕上げのカラーバリエーションを用意した。
世界から注目を集めている「Super Meteor 650」。ロイヤルエンフィールドでは今後、同モデルのアジア太平洋市場での販売も予定しているという。ブランドからの続報に期待したい。
ロイヤルエンフィールド東京ショールーム公式WEBサイト:http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/
(IKKI)