ウイスキー通なら知らない人はいない、故ジム・スワン博士をアドバイザーに迎えたイスラエル初のウイスキー蒸留所「THE M&H(ジ エムアンドエイチ)」をご存じだろうか。
同蒸留所から、ついにシングルモルトウイスキーおよび樽熟成ジンが日本市場に登場。9月1日(木)より出荷を開始する。
イスラエル発「THE M&H」蒸留所が日本に上陸
「THE M&H」蒸留所は、2012年にテルアビブ市に設立されたイスラエル初となるウイスキー/スピリッツ蒸留所だ。アドバイザーとして、ウイスキー業界で数々の新規蒸留所を成功に導いた故ジム・スワン博士を迎えたことでも話題になった。
社名のTHE M&Hは「Milk & Honey」を意味し、旧約聖書に記された“乳と蜜の流れる肥沃な大地(約束の地)”であるイスラエルそのものを象徴している。
蒸留開始は2014年。年間300日以上が晴天という地中海性気候がもたらす暑さと海沿いという開放的な環境によって、急速で優雅に熟成されたウイスキーが持ち味だ。
同蒸留所では全ての生産プロセスにおいて妥協のない最高品質を目指しつつ、STRやイスラエル産赤ワインといった特徴のある樽の選定や死海での熟成の試みなど、日々新しい挑戦を続けている。
シングルモルトウイスキーと樽熟成ジンのラインアップ
今回、日本市場にも「THE M&H蒸留所」のウイスキーとジンが登場。それぞれのラインアップを紹介しよう。
バーボン樽およびSTR樽で熟成された原酒をバッティング。ライトでバランスの取れたM&Hシングルモルトウイスキーのエントリー商品。
オロロソシェリー樽およびペドロ・ヒメネスシェリー樽で熟成された原酒をバッティング。Elementsシリーズは樽の個性を追求するM&Hシングルモルトウイスキーのコアレンジ商品となる。
こちらはアイラ島の蒸溜所で使用されたピートの効いた樽と、バーボン樽で熟成された原酒をバッティング。
テロワールにこだわった、イスラエル国内のワイナリーの赤ワイン樽で熟成された原酒を使用した。
100%大麦麦芽を原料としたオリジナルのドライジンを、自社のSTR樽で数ヶ月間熟成させることでストレートでも楽しめるまろやかなジンに。
世界から愛される「THE M&H」のウィスキーは、愛好家へのプレゼントにおすすめだ。
(IKKI)
※価格は全て店頭想定価格/税込