輸入車唯一のフルハイブリッドを搭載した新型「アルカナ」がデビュー

ルノーの新型ミドルサイズSUV「アルカナ(ARKANA)」が、来たる5月26日から発売される。

輸入車唯一のフルハイブリッド

最大の注目ポイントは、輸入車唯一のフルハイブリッドと謳われる「E-TECH HYBRID」。ルノー/アルピーヌF1で培ってきたノウハウを活かし、全速度域における驚きのレスポンスや走りの愉しさを実現したという。

モータースポーツ由来の内外装

SUVの機能美とクーペのエレガントさを融合した新型アルカナ。ディテール的には、F1に着想を得たフロントブレードやエアディフレクター、ルノーを象徴するCシェイプを組み込んだ前後ライトなどが、特徴として挙げられる。

ボディサイズは全長4,570×全幅1,820×全高1,580mmで、最低地上高は余裕の200mmを確保している。

コックピットは、モータースポーツの血統を受け継ぐ“R.S.ライン”仕様。レッドライン入りのカーボン調パネルを奢ったダッシュボード&ドアトリムをはじめ、レザー×スエード調のコンビシート、レッドステッチ入りのシートベルトなどを採用し、上質スポーティな雰囲気を構築している。

F1技術を注入した独自のハイブリッド

「E-TECH HYBRID」と呼ばれるハイブリッドシステムは、メインモーター+HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)+1.6Lの自然吸気エンジン、そしてモータースポーツで使用されるドッグクラッチ式マルチモードATを搭載。

このギアボックスは、モーター側に2つ、エンジン側に4つのギアを持ち、それぞれから動力を切れ目なく効率よく引き出せる点を特長としている。

発進時はモーターのみで駆動。減速エネルギーは、1.2kWhの駆動用バッテリーに充電される。駆動方式はFF(前輪駆動)のみで、WLTCモード燃費は22.8km/Lをマークしている。

運転支援システムは、全車速追従式のACCやレーンセンタリングアシスト、ブラインドスポットワーニング、360°カメラ、衝突被害軽減ブレーキなどを標準装備する。

ルノー アルカナ R.S.LINE E-TECH HYBRID
価格:429万円
発売日:5月26日

アルカナ 詳細ページ:https://www.renault.jp/car_lineup/arkana/index.html

(zlatan)

画像元:ルノー・ジャポン