スタイリッシュで刺激的な映画が、香港からやってくる。
■池内博之出演の香港ホラーサスペンス
10月30日(土)に開幕した「第34回東京国際映画祭」。今年から会場を有楽町・日比谷・銀座を会場として、連日多くの映画が上映されている。
11月2日と6日には、池内博之が出演する香港映画『リンボ』が、日本初公開となるジャパンプレミアとして上映。
『リンボ』は、中国のインターネット小説を、舞台を香港に置き換えて映画化した、鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の最高作とも言えるバイオレンス映画。
驚異的なモノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港映画界で活躍する池内博之の存在感が見どころの作品。ベルリン国際映画祭でも上映された、話題の映画だ。
物語
香港のスラム街で猟奇的殺人事件が頻発する。被害者は全て女性で、腕が切り取られた状態で発見されていた。ベテラン刑事ザムが、新人のウィルと組んでこの事件を担当する。ザムは若い女性トウを協力者として捜査に当たるが、ザムの妻子が命を落とした事故を引き起こしたトウに対し、ザムは時に怒りを抑えきれない。やがて捜査線上にひとりの謎めいた男が浮上するが…。
池内博之の役柄は明かされていないが、<物語の鍵を握る謎の男>として出演するとのこと。
『リンボ』への出演に際し池内博之は、こう語っている
この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください。
池内博之
1976年生まれ。96年俳優デビュー。
出演作に【ドラマ】『24 JAPAN』(EX)、『それでも愛を誓いますか?』(ABC・EX)【映画】『アウトレイジ 最終章』【舞台】『三文オペラ』、『禁断の裸体 -Toda Nudez Sera Castigada-』、『赤道の下のマクベス』、『リボルバー ~誰がゴッホを撃ち抜いたんだ?~』など。
近年では『イップ・マン 序章』、『マンハント』(香港・中国合作映画)、『鳳梧洞戦闘』(韓国映画)、『リンボ:智歯(親知らず)』(香港映画)など海外作品にも精力的に出演を続けている。
予告編やスチールを見るだけでも、ただならぬ雰囲気が感じられるこの作品。映画祭終了後には、劇場公開されることを期待したい。
東京国際映画祭 作品ページ:https://2021.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3403GLS07
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(冨田格)