理系な兄弟蔵元が本気で造る、渾身の日本酒「理系兄弟 極 2021」

個性的な酒を求めている人は必見の新作。

■綿密な酒質設計をもとにした理想の味わい

1774年(安永3年)創業、福島県の「有賀醸造」。代表銘柄は「有の川」で、幻のマッコリの異名を持つ「虎マッコリ」も人気だ。母の後を継いだ薬剤師の兄の十一代目蔵元、遺伝子レベルで免疫を研究していた弟の十二代目杜氏が醸す「陣屋」が新たな伝統をつくろうとしている。

そんな異色の経歴の二人が「日本一理系な兄弟蔵元が造る究極の食中酒」というテーマのもと、綿密な酒質設計をもとに造った究極の食中酒が「理系兄弟(リケイキョウダイ)」だ。「理系兄弟」を取り扱う酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」では、「理系なら飲まずにはいられない」と人気を博している定番酒だ。

「理系兄弟」を醸していく中で培われた技術を集結させ、その技術をさらに研磨し最上位のスペックを実現した純米大吟醸酒「理系兄弟 極 (リケイキョウダイ キワミ) 2021」、数量限定の抽選販売を「KURAND」で7月17日まで受付中だ。

■「理系兄弟 極 2021」はこうやって誕生した

日本酒造りは、たくさんの変数が複雑に絡み合う難解な数式に似ている。変数を徹底的に分析し、よりシンプルな数式に置き換えるという、理系ならではの緻密な酒質設計が、理想の味わいを生み出す。

「料理とのベストな組み合わせを楽しんでもらいたい」その一心で、5年以上の月日を費やし、「理系兄弟 極」は昨年究極の味わいを証明。2年目の製造となった「理系兄弟 極 2021」はさらに洗練した、理想とする味わいになった。

日本酒造りでは「心白」と呼ばれる酒米の中心部分を使うため、周りの部分を削って使用する部分の割合を「精米歩合」と呼ぶ。この割合が小さくなるほど香りが高く、雑味の少ない綺麗な味わいになると言われている。

「理系兄弟 極 2021」は、福島県産の酒造好適米「夢の香」を40%まで精米し使用している。有賀醸造の中でも極限まで精米して造った「理系兄弟 極 2021」は、透明感のある、雑味の少ない綺麗な味わいとなった。

■「理系兄弟 極 2021」の特徴

グラスに注ぐと、バニラのような芳醇で甘みのある香りが柔らかく立ち上がり、その奥にミントのような清涼感が複雑に絡み合う、魅惑的な香り。

微かに感じるフレッシュ感とともに、きれいな甘みが口いっぱいに広がった後、濃厚で深みのある味わいが舌の中に溶け込んでいく。流れるような味わいの構造を感じられる。

3℃~10℃程度が、濃厚な香りから爽やかな微発泡感ときれいな甘み、そしてしっかりとした深みがきれいに重なるように、全体の設計が最も美しく映えて感じられる温度帯。

きれいな甘みと芳醇で深みのある香りと味わいは、クリームやバターを使ったソースとの相性が抜群。料理の香りやコクを引き立てつつ、深い余韻を感じながら、ラグジュアリーな味わいを楽しめる。

数量限定でかつ抽選販売の「理系兄弟 極 2021」。入手するのはかなり困難そうだからこそ、余計に味わってみたくなる。

「理系兄弟 極 2021」

容量:720ml
金額:7,500円(税込)
アルコール度数:16%
詳細URL:https://products.kurand.jp/rikeikyodai-kiwami/

(冨田格)