日本一の温泉湧出量と源泉数を誇る「おんせん県おおいた」の最新見どころ情報。知られざる絶景スポットやパワースポット、絶品グルメ等、実際に行ってみたくなること請け合いな大分県の旬の魅力を紹介する。
■大分県公式アンテナショップ「坐来大分」新店舗オープン
レストラン併設型アンテナショップのさきがけとして銀座で15年の時を重ねて来た「坐来大分」が、ビルの老朽化に伴い有楽町数寄屋橋公園側のヒューリックスクエア東京3階に移転し、5月6日に開店した。
新店舗は、入り口の孟宗竹の格子・日田杉の家具・臼杵石の床・竹細工の照明など、エントランスから奥のカウンター席まで、大分の様々な材をちりばめた空間。東京にいながらにして大分の豊かな恵みを味わい語り合う場となることを目指し、様々なメニューやイベントを用意している。
住所:東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京3F
■大分県の初夏の風物詩「三隈川の尺鮎」
大分県では5月下旬から鮎漁が解禁され、旬を迎える6月は県内各所で初夏の風物詩・鮎釣りを楽しむ釣り客で賑わう。
特に日田市は漁獲量も多く日本有数の鮎の漁場となっている。三隈川などでは「尺アユ」と呼ばれる30cmを超える超大型のアユを釣ることもでき、川を下る鮎を獲る漁法“やな漁”を用いて、新鮮な鮎が食べられることでも有名だ。
■新パワースポット 花手水(はなちょうず)
霊山寺(大分市)
伝教大師「最澄」(天台宗開祖・比叡山延暦寺開山)や弘法大師「空海」(真言宗開祖・高野山開山)も訪れたという、大分では指折りの古さを誇る由緒正しい古寺、大分市の「霊山寺」。
コロナ禍で客足が途絶え、店で処分されるはずだった生花を、手水桶に浮かべ美しい花手水に再利用している。
住所:大分市大字岡川855
嵐山瀧神社(玖珠町)
玖珠町は大分県内でも特に多くの花手水をみられることで知られている。
特に嵐山瀧神社の手水舎で大きな水盤いっぱいに花が浮かべられた様子は圧巻。地元の人によって手掛けられ、頻繁に変わるため足しげく参拝する人も多い。
住所:玖珠郡玖珠町大字山浦116
■地元で評判の隠れグルメ
由布院 ときの色
2017年10月にオープンしたガトーショコラ専門店。豊富な山の清水と高原の寒暖差で旨みを増した「湯布院米」を使用したスイーツが評判。
店主のお薦めは、「WA(和)っ茶ショコラセット」。三種の茶葉をそれぞれ指紋の間に入るほどに細粒化し、ミルキーなホワイトチョコレートと絶妙にコラボレーションさせ、個性的な風味を醸しださせたショコラを詰め合わせている。
住所:由布市湯布院町川上2939-4
大分にら丸ぎょうざ工房
大分県産ブランド豚「米の恵み九重夢ポーク」の旨味を県産のニラの香りでさらに引き出した逸品。
野菜をふんだんに使ったあっさりとした餡との絶妙なバランスで、大分特産のかぼすを使ったかぼす醤油にもよく合う味わい。
住所:大分市下郡北3丁目13-35-2
コロナ禍が収まったら、「おんせん県おおいた」への旅を計画してみてはいかがだろう。
坐来大分:https://zarai.jp/
鮎やな場:http://www.hita-ayu.com/
由布院 ときの色:https://yufuin-tokinoiro.com/
大分にら丸ぎょうざ工房:http://oita-niramarugyoza.com/
(冨田格)