2017年4月にデビューしたQ2は、アウディ最小のコンパクトSUVであり、他のアウディ車ともちょっと違うエッジの効いたデザインを特徴とする。モチーフとしたのは“ポリゴン(多角形)”で、快活としたラインが躍動感や若々しさを演出している。
今回の改良では、8角形のシングルフレームグリルの位置をわずかに下げつつ、ボンネット先端に往年の名車「スポーツクワトロ」のイメージを受け継ぐ3分割スリットを設置。シャープかつ表情豊かなLEDヘッドライトも相まって、これまで以上に低重心かつ洗練された雰囲気を醸し出している。
リアセクションも目に新しく、5角形のモチーフを取り入れたバンパーやSUVらしさを強調したディフューザーなどを採用し、スポーティな後ろ姿をさらに印象付けている。
全長4200×全幅1795×全高1530mmというボディサイズは変わらず。最低地上高は200mm(S line)を確保。ボディカラーは、アウディ初の「アップルグリーンメタリック」を含む、5種類もの新色が設定されている。
新たなグレード構成は、「advanced」と「S line」の2種類。ベーシックな「advanced」では、アンダーガードがシルバーに、サイドシルやブレードにはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントが施されている。
一方の「S line」では、アンダーガードとサイドシルがボディ同色となり、ブレードのコントラストペイントはセレナイトシルバーで、Sルーフスポイラーも装備される。
インテリアでは、エアベントやシフトレバーのデザインが新しくなったほか、ダイヤモンドペイントフィニッシュ・シルバーグレーのデコラティブパネルが装着される。
パワートレインは、新開発の1.5L直噴ターボエンジン(最高出力150ps/最大トルク250Nm)+7速デュアルクラッチ+FF(前輪駆動)を搭載。シーンに応じて4気筒⇔2気筒を切り替えるシリンダーオンデマンド(気筒休止システム)も採用し、パワフルな加速と低燃費を両立している。
■グレードおよび価格
Q2 35 TFSI advanced=394万円
Q2 35 TFSI S line=430万円
Q2 1st edition(導入記念モデル・限定125台)=544万円
(zlatan)
画像元:アウディ ジャパン
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