ジャパニーズハーブとして、世界でも注目されている日本のわさび。
そんな新鮮な辛さを味わえる、安曇野の本わさびが気軽に買えるサイトがオープンした。刺身や蕎麦だけでなく、食卓に彩りと本物のわさびの刺激をプラスしよう。
■消費者に安曇野の生わさびを届けたい
長野県安曇野市の藤屋わさび農園は、高級な料亭や寿司店で使用される本わさびやその加工品が購入できるWebサイトを2020年12月に開設した。
日本最高峰と言われる安曇野の本わさびだが、そのほとんどが高級な料亭や寿司店に直送することから、一般の消費者がスーパーなどで手にすることは滅多になかった。もっと気軽に食卓で食べてほしいとの考えからWebでの直販をスタートした。
■毎日の食卓を彩る安曇野わさびの加工品
ディップにしたり、野菜に和えたり、様々な使い方ができるわさび加工品。市販を行っていなかったものも多く、生わさび同様に直販を開始。採れたての本わさびを使った加工品は新鮮な野菜の味わいもあり、様々な料理にも活用できる。
■海外に向けても発信
和食がユネスコ無形文化遺産として登録され、ジャパニーズハーブとしてわさびは注目されている。藤屋わさび農園でも、ロンドンをはじめ海外への輸出が着実に増えているという。海外からの問い合わせに対応するため、英語、フランス語、中国語(簡体字と繁体字)での案内も掲載している。
今まではなかなか手に入らなかった新鮮なわさびを、日常の食卓に取り入れてみては。
藤屋わさび農園:http://fujiyawasabi.com
(田原昌)