コロナ禍でも開催!秋の風物詩「さんま祭り」はオンラインで

今年は各地で開催される予定だった「さんま祭り」が中止となっている。しかし、コロナに負けじと、オンラインで開催することが決定した。

日本さばけるプロジェクト実行委員会と日本財団は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、各地で中止が相次いでいる秋の風物詩「さんま祭り」を、WEB会議ツール「Zoom」を使ってオンラインで配信する『オンラインさんま祭り2020』を開催する。

■「日本さばけるプロジェクト」とは
「海と日本プロジェクト」の一環として「日本さばけるプロジェクト」を2016年から展開。Youtubeチャンネル「さばけるチャンネル」や、「海と日本さばける塾」などを展開し、海離れ・魚離れが進んでいると言われている若者をターゲットに、「魚をさばく」という行為を通して、海への関心を高め、海洋環境の保全や、海の幸を大切に頂く食文化の継承を目指すムーブメントだ。

■コロナの影響と「さんま祭り」
コロナによって、年間数万人が訪れる秋の風物詩「目黒のさんま祭り」を始め、「水元公園さんま祭り」、「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」など、首都圏各地の「さんま祭り」の中止が相次いでおり、都市部の若者が「魚」に触れる機会が減少し、海の幸を大切に頂く食文化の継承が希薄化していくことを危惧している。

そこで、各地で行われてきた「さんま祭り」の伝統、そして、それらに参加・継承してきた「魚を愛する人々」の思いと連帯感を維持・発展させるために、『オンラインさんま祭り2020』の開催を決定した。

■オンラインさんま寄席〜さんまで笑おう!
「落語初心者からマニアまで大爆笑」をモットーに、テレビ・ラジオ・Youtubeで大活躍の噺家・鈴々舎馬るこ(れいれいしゃ まるこ)さんによる、さんまをテーマにした楽しい新作落語を配信。

■オンラインさんまトーク〜さんまを語ろう!
タレントの水野裕子さんをゲストに迎え、環境科学者・気象予報士の井出迫義和さんをモデレーターに、鈴々舎 馬るこさん、日本さばけるプロジェクトの服部実行委員長を交えて、さんまの魅力、美味しい食べ方、今年の不漁の理由など、さんまについて熱く語り合う。

■オンラインさばける塾〜さんまを食べよう!
参加者全員、Zoomを見ながら、水野裕子さんのオリジナルさんまレシピを一緒に料理する。レシピは、「さんまのトマトソースソテー」を予定。Zoom上で、さんまのさばき方、料理方法を指導するので、料理の苦手な人も安心して参加できる。

日本の食文化を守るイベントに、気軽に参加してみたい。

■イベント概要
開催日時:2020年10月10日(土)16:00〜18:00
配信方法:Zoomによるオンライン配信
参加方法:パスマーケットでの事前申し込み
申込:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012zzk9a70811.html
イベント詳細:http://sabakeru.uminohi.jp/sanma2020/

(田原昌)