コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言をきっかけに、企業のテレワーク導入率が大幅に上がった。現在は緊急事態宣言が解除されたが、オフィスのコストカットや優秀な人材の確保などメリットも多く、今後はテレワークが働き方の新スタンダードとなるのかもしれない。

しかし、社員個人としては、今まで経験したことのないテレワークでの仕事の進め方や、周りからの評価基準がわからず苦労している方も多いのではないだろうか。

そこでおすすめしたいのが、「これからのテレワーク 新しい時代の働き方の教科書」だ。本書では、テレワークをする上で必要な「３つの能力」について解説している。

自律のための「セルフマネジメント力」、さまざまなツールを人や状況に合わせて使いこなす「マルチコミュニケーション力」、仕事を適切に管理し提示する「成果の見せる化力」について、それぞれのスキルの伸ばし方を紹介している。

さらに、コミュニケーションツールの使い分け方や、上司のタイプ別成果のアピール方法なども具体的に解説している。

テレワークのメリット・デメリットと求められる３つの力、テレワークで評価されるための５つのマインドセットなど、必読の項目が並ぶ。

テレワークで成果を出せるということは、どのような環境下においても仕事で成果が出せるということだ。テレワークスキルを習得することで、自身の価値を高めることができるだろう。

書名：「これからのテレワーク 新しい時代の働き方の教科書
著者：片桐あい　著
定価：1,400円（税込）
判型：四六判
頁数：192頁
ISBN：978-4426126308
発行日：2020年5月27日

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（Takako.S）