よりパワフルかつ高性能なトップグレード「アルピーヌ A110 S」が登場!

2018年12月から本格導入された「アルピーヌ A110」は、スタイリングとテクノロジーの両面において強い個性を放ち、なんてことのない交差点から操る歓びを感じさせてくれるスポーツカーだ。

今回の「A110S」では、よりパワフルな心臓部や強化シャシーによって、その魅力がさらに増幅している。

ミッドに搭載する1.8L直噴ターボエンジンは、ターボのブースト圧を0.4bar増やすことで、最高出力292ps/6,400rpm、最大トルク320Nm/2,000rpmを発揮。「A110」から40psのパワーアップを実現するとともに、回転数も400rpmほどハイレンジとなり、7速DCTのすべてのギアを使い切る走りが堪能できる。

また、最大トルクを「A110」よりも1,400rpmほど広い2,000rpm~6,400rpmで発生するため、スポーツ走行時のパワフル感はもちろん、日常使いの扱いやすさも向上している。

結果、パワーウェイトレシオは4.3kg/psから3.8kg/psに向上し、0-100km/h加速は0.1秒速い4.4秒、最高速度は250km/hから260km/hになった。

パワーアップに伴って、シャシーも強化されている。新しいスプリングは剛性が50%も高く、ダンパーもそれに応じて専用チューン。また、前後ともに10mm幅広としたミシュラン・パイロットスポーツ4(前:215/40R18、後:245/40R18)も合わせて採用し、高速域での安定性や正確無比なハンドリング性能を高めた。

内外装の演出も「S」のスポーツ性をさらに強調する。外装では、オレンジ塗装のブレーキキャリパーやカーボンファイバールーフ、リアピラーのトリコロールエンブレムなどを採用。ボディカラーは3色展開で、マット仕上げの専用色「グリ トネール マット(+40万円)」も用意される。

一方の内装では、「A110」のブルーに対してオレンジが新たなアクセントカラーとして散りばめられている。また、洗練されたディナミカをルーフライニングやドアパネルなどに奢り、カーボンファイバーも要所に配している。シート高を4mm低めたサベルト製スポーツシートは、運動性能の向上にも寄与するだろう。

(zlatan)

画像元:アルピーヌ・ジャポン