暮らしを自由にするオフィス、という新しい考え方。
それを実現しようとしているのが「12 SHINJUKU(ジュウニ シンジュク)」だ。
新宿駅直結、ミライナタワー(NEWoMan)隣接の、利便性に富んだ場所に位置する築39年の旧耐震オフィスビルをリノベーション。
「12 SHINJUKU」は、オフィス内にリビング、キッチン、イベントスペースなどの住まいの機能の一部を導入することで、「暮らすように働く」ことを可能にし、新しい暮らし方、生き方を知るきっかけに出会うことができる場所となる。
■「12 SHINJUKU」が考える新しい暮らし方の一例
・生活に必要な設備はオフィスにあるので、自宅は最低限に。趣味にお金を投資。
・家族も利用できるリビングがあるので、子供と一緒に出勤し、オフィスで仕事。
・豊かな共用スペースがあるので、ライブラリーを書斎代わりに活用。
・自宅は都心のワンルーム、大好きな料理はオフィスの大型キッチンで。
■オフィスに求められる役割は、働く場だけではなくコミュニケーションを誘発し、新たな価値を生み出す場へ
2020年に向けて、都心を中心に大型オフィスビルの大量供給が予定されており、移転を希望する企業も増えていくことが見込まれる。一方で、老朽化した中小規模の築古オフィスビルは、テナントの流出が懸念されるなど今後ますます空室率の上昇や遊休化が想定され、活用法の検討が急務。
また、場所や時間に捉われない柔軟な働き方を導入する企業が増え、ハードとソフトの両面で新しい働き方について模索する動きが増えている。
オフィスに求められる役割は、ただ働く場だけではなくコミュニケーションを誘発し、新たな価値を生み出す場へと変化しているのだ。
■施設概要
完全個室のミドルオフィス(10~25人程度)、シンプルな内装のスモールオフィス(5~12人程度)、機能性の高い家具やインフラ設備が整った家具付きのブースオフィス(2~5人程度)、集中して作業ができるブースデスク(1~2人用)、充実した共用部も利用可能なフリーデスク(1人用)の5タイプ。
また、ミーティングルーム、打合せや作業スペースとして利用できるラウンジ、リラックスや食事ができる入居者専用のリビングダイニングキッチン、ルーフトップ、シャワールーム、ブックシェルフなど、オフィス設備に加えて「住まい」の機能の一部を至るところに用意している。
従来のオフィス空間の概念を超え、新しい働く場・働き方・暮らし方を実現しようという「12 SHINJUKU」。
2018年9月27日(木)にはグランドオープンイベントを開催予定だ。
物件所在地:東京都新宿区西新宿1-1-6
アクセス:都営地下鉄・京王新線「新宿駅」2番出口直結
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造地上12階地下2階
建築年月:1979年1月(築39年)
リノベーション年月:2018年7月末竣工予定
URL:http://12shinjuku.com/
(田原昌)