2016年12月にデビューしたC-HRが他を圧倒した理由のひとつは、エキセントリックかつスピード感あふれるスタイリングにあるだろう。他の何にも似ていないデザインは世界的にも評価が高く、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー2017の最終選考3台に選ばれるほど(大賞はジャガーFペイスが獲得)。飛びぬけたデザインの魅力は、荷室の狭さや後方視界の悪さといったネガも許容できるものだろう。
さらに2017年8月にはツートーンカラー仕様を追加し、11月にはシーケンシャルターンランプを装備した特別仕様車を投入するなど、効果的な戦略も奏功した。
そんなC-HRだが、すべてが万全だったわけではない。ハイブリッドなら2WD(FF)だけ、ターボなら4WDだけと、実はパワートレーン選択の自由度が少なかったのだ。
それを解消するべく、5月7日の一部改良で「ターボ+2WD」を追加設定した。価格的にもこれまでより20万円ほど身近になった。
さらに、すべての光源をLED化した大型ヘッドランプをエントリーグレードの「S」と「S-T」を除くグレードで標準装備とした。LEDシーケンシャルターンランプは、右左折時に車両の内側から外側に流れるように点灯する。
また、ボディカラーは新色の「ネビュラブルーメタリック」を含むモノトーン8色、同じく新色の「ホワイト×ネビュラブルーメタリック」を含むツートーン8色から選べるようになった。売れに売れているC-HRだけに、色の選択肢が増えるのも大きなユーザーメリットだ。
■グレードおよび価格
・1.2Lターボ
S-T(2WD/4WD)=229万円/248万4,400円
S-T“LED Package”(2WD/4WD)=234万6,000円/254万0,400円
G-T(2WD/4WD)=260万5,200円/279万9,600円
・ハイブリッド
S(2WD)=261万4,000円
S“LED Package”(2WD)=267万円
G(2WD)=292万9,200円
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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