IoTで忘れ物知らずに!紛失防止タグのMAMORIOとコミュニケーションロボット「BOCCO」が連携

何かと慌しい朝の出勤時。家を出て車やバスや電車に乗ってから「あっ!財布忘れた」なんて経験、誰でもあるのではないだろうか。
そんなうっかりを解消できる、IoTを使った忘れ物チェックサービスが始まっている。

この忘れ物チェックサービスは、紛失防止タグ”MAMORIO”と、コミュニケーションロボット”BOCCO”を組み合わせることで実現した。
まずは、”MAMORIO”と”BOCCO”のそれぞれの特性をご紹介しよう。

■紛失防止タグ”MAMORIO”

「なくすを、なくす。」がコンセプトのMAMORIOは、Bluetooth Low Energyを活用したタグ。
財布や鍵などに取り付けておくと、忘れたり紛失したときにスマートフォンを使い、置き忘れ防止アラートと紛失場所の地図表示、ユーザーの相互捜索によるクラウドトラッキングで無くしたものを見つけることができるという、世界最小クラスの紛失防止IoTデバイス。

クラウドトラッキング機能(特許取得済)は、MAMORIOのアプリを入れているユーザー同士で協力して紛失物を探す機能。
クラウドトラッキング機能をオンにすると、他のユーザーが紛失したMAMORIOとすれ違った際にその場所を知らせ、紛失物を迅速に見つけることができる。

さらに、MAMORIO Spot及びお忘れ物自動通知サービスもある。これは、駅や商業施設の遺失物センター等に設置された専用アンテナがMAMORIOの電波を受信すると、自動的に落し物が届いた場所を持ち主に知らせるIoT時代の新しい遺失物早期発見の仕組み。

製品名:MAMORIO(マモリオ)
価格:3,500円(税込3,780円)
通信方法:Bluetooth4.0(BluetoothLowEnergy)
サイズ:縦35.5mm×横19mm×厚さ3.4mm / 3g
有効距離:約30m
電池タイプ:リチウム電池
電池寿命最大:1年間(利用状況によって変化する可能性あり)

 

■コミュニケーションロボット”BOCCO”

外出中でも家の様子を知ることができる”BOCCO”の機能のひとつは相互コミュニケーション。
インターネット経由でスマートフォンと音声メッセージをやりとりできるほか、BOCCO側から送った声を文字化したり(こえ文字メール)、スマホから送った文字メッセージをBOCCOが読み上げることができる。

さらに、宅内に設置されたセンサの情報とBOCCOが連動し、外出先からドアや鍵の開閉や部屋の温湿度や照度をスマホに通知することもできる。

また、天気予報や防災情報などの知りたい情報をBOCCOアプリ内の「BOCCOチャンネル」や、組み合わせアプリ(※Yahoo!JAPAN の組み合わせアプリ「myThings」)を介してBOCCOがしゃべってお知らせしてくれる機能もある。

BOCCOは日々、進化を続けるコミュニケーションロボットだ。

製品名:BOCCO(ボッコ)
価 格:29,000円(税込31,320円)
付属品:ACアダプター/振動センサ/両面シール/センサーストラップ/単4電池 x2(振動センサ用)/取り扱い説明書
※使用にはWiFi環境が必要。

忘れものチェック機能について

紛失防止タグ”MAMORIO”を財布や鍵など外出時に必携のものに取り付ける。そして”MAMORIO”とコミュニケーションロボット”BOCCO”を連携させる。
そして、外出前に”BOCCO”に「忘れ物チェック」と話しかけると、鍵や財布を忘れていないか音声とアプリで教えてくれるようになった。

これを活用すれば、うっかり忘れて外出という事態は回避できそうだ。

コミュニケーションロボット”BOCCO”
ユカイ工学
http://ux-xu.com/

紛失防止タグ”MAMORIO”
MAMORIO
https://mamorio.jp

(いたる)