『大人の塗り絵』は、世代を超えて愛され続けている大ヒットシリーズだ。脳が活性化し、ストレス軽減や認知症予防に効果的と言われており、大人の女性を中心に「無心になりリラックスできる」「アート作品を作っている感覚で楽しい」と世界中でブームとなり、書店では専用の棚ができて文化として定着しつつある。
そんな大人のための塗り絵がガラスびんになったというのだから、驚きだ。
100年以上の歴史を持つ東洋ガラスが、河出書房の大人気シリーズ「大人の塗り絵」の絵柄を使用した塗り絵ボトル「コロリアージュボトル」を、京都の「ふたば書房 御池ゼスト店」にて限定リリース。ガラスびんの形状にもバリエーションのある、4種類のラインアップだ。
塗るだけでアート作品が完成。間接照明や花瓶にするなど、インテリアとしてもオススメだ。
東洋ガラスは1888年に創業し、日本国内の飲料・食料品用を中心にガラスびんを提供し続けてきた企業。「コロリアージュボトル」は、長年培ったガラスびんの製造と印刷技術により、繊細な柄の印刷を実現。牛乳びん等で使用されてきたガラスびん専用のインクを約600℃で焼き付けることにより、塗り絵の色枠は洗っても落ちず、何度でも塗りなおすことができるという。
またガラス印刷独特のエンボスの質感は、フィルムでは表現できない上質さを感じさせてくれる。
「コロリアージュボトル」は、塗り絵そのものの効果に加え、ガラスびんの重み、つめたさ、音等という人の五感を刺激する特徴と、ガラスびんという立体物への塗り絵によってさらに脳を活性化し、誰でも簡単に立体アートを作ることが出来る。
気分転換に自分で塗るのもよし、プレゼントにしても喜ばれそうだ。完成後は世界に一つしかないデザイン性の高いインテリアとして、日常に彩りを与えてくれることだろう。
(田原昌)