泊まらなければ出逢えない伊勢── 「いにしえの宿 伊久」

平成25年秋、20年に1度執り行われる「式年遷宮」のニュースがメディアを賑やかしたことは記憶に新しい。

「お伊勢さん」と親しまれている伊勢神宮は「豊受大神宮」(外宮)と「皇大神宮」(内宮)を中心に数多くの別宮、摂社、末社、所官社、合わせて125社の総称である。

shutterstock_211062616(1)

今回その伊勢神宮を参拝する機会が訪れた。

神宮を参拝して気づいたのは参拝者が鳥居の前で立ち止まり一礼してから足を踏み入れるという光景。しかもその多くが若者である。日本古来の礼儀作法をテレビなどで紹介していることによるのであろうが、ここまで浸透しているとは驚きだ。

このまま伊勢神宮について書いてしまいそうになるが、話を本題の「伊久」に移そう。

「泊まらなければ出逢えない伊勢もある」、そんなコンセプトを掲げる温泉旅館が「いにしえの宿 伊久」である。

gaikan

内宮からほど近くおかげ横丁まで歩いて十数分というまさにお膝元。お伊勢参りにはとても便利な場所に建っている。宿に荷物を預け、内宮参拝やおかげ横丁を楽しむにはもってこいの立地だ。