S660・コペン・ロードスター・・・セカンドカーにするならどれを選ぶべきか?

ホンダS660

s660

そのデザインから先代ビートを彷彿とさせる、ひさびさのホンダ・オープンカー。

しかし名前がビートからS660(エスロクロクマル)に変わり、コンセプトも「ゆるいスポーツ(ゆるスポ)」ではなく「ガチスポ」に路線変更。

走りのためなら利便性を捨てても構わないとばかりに、オープントップは手で脱着、巻き取ってフロントトランクに収納する「ロールトップ」を採用。幌をしまった状態ではトランク容量ゼロ、2名乗車の場合手荷物を置くスペースは膝の上しかないという、男気溢れる仕様となった。

駆動方式はMR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)。

S660│Honda

マツダ・ロードスター

roadster

1989年のデビューから26年間、間断なく作られている、老舗オープンカー。最新のND型では原点回帰、小型軽量化が計られ初代を彷彿とさせる軽い身のこなしが売りだ。

熟成された手動オープントップ構造は座ったままワンタッチで開閉が可能。ロック機構は中央に1つのみとなり、外してパタッと後ろに倒せばオープンへ、逆に後ろから前にもっていきロックをとめればクローズへ、まさしく数秒で変身できる。

駆動方式はFR(フロントエンジン・リア駆動)。

【MAZDA】ロードスター – SKYACTIV TECHNOLOGY搭載車

 

四季を楽しめる日本のオープンカー

普段家族用にミニバンやセダン、ワゴンを乗っている方であれば、オープンカーに求めるのはそれでしか味わえない非日常性であろう。また軽量コンパクトなスポーツカー、軽自動車は燃費の面でも有利で、通勤に使うのも一つの手だ。

初夏や秋、爽快な青空の中、ドライブに行くのはもっとも楽しいが、実は他にも楽しめる場面がある。

ひとつは夏の夜景ドライブである。暑い夏の日差しの中、屋根をあけるのは熱風と合わせて苦痛であるが、夜であれば問題にならない。夕涼みがてら、海岸へドライブするのは楽しい。

シートヒーター

そして真冬のドライブ、これも見逃せない。キンと冷えた澄んだ空気の中、ヒーターを全開にすれば足元から腰回りまで温められ、まるで露天風呂に入っているような爽快な気持ちになれる。シートヒーター付きモデルであれば、なおさら快適だ。ただし経験上頭頂部が冷え過ぎるため、ニットの帽子は被った方がよいだろう。

日本のオープンカーは四季に合わせてマルチに対応できるよう、きちんと作られているのでその点で安心である。