5月20日に発売された「218d アクティブ ツアラー」は、BMWブランドとして7番目のディーゼルモデルになる(他に3シリーズセダン/ツーリング、5シリーズセダン/ツーリング、X3、X5)。
搭載する2リッター直4・ディーゼルターボは、最高出力150ps/4,000rpm、最大トルク330Nm/1,750-2,750rpmを発生。また、高効率な8速ATやアイドリングストップ機構により、JC08モード燃費は輸入車トップクラスの22.2km/Lという低燃費を実現している。
ディーゼルならではの豊かな低速トルクや優れたロングラン性能は、まさに「アクティブファミリー」にぴったりである。
ガソリンモデルとの価格差も見てみよう。今回の「218d アクティブ ツアラー」は353万円、ガソリンモデルの「218i アクティブ ツアラー(1.5リッター直3ターボ+6速AT)」は332万円。
両者の価格差は21万円だが、「218d アクティブ ツアラー」は自動車取得税と重量税が100%免税、翌年の自動車税が75%免税となるため、実質的な価格差は約13万円にまで縮まる。
そして、JC08モード燃費は「218d アクティブ ツアラー」の22.2km/Lに対し、「218i アクティブ ツアラー」は16.8km/L。さらにハイオクと軽油の価格差(約30円)を考えると、走れば走るほど「218d アクティブ ツアラー」のリーズナブル感が際立ってくる。
より洗練されたエンジンフィールや静粛性の高さ、そしてスタート価格の安さなどガソリンモデルにもメリットはあるが、ロングドライブや山道などで元気かつエコな走りを楽しみたいなら、迷わずディーゼルモデルを選ぶべきだろう。
(zlatan)
写真:BMWジャパン
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